2019-10-16
2019年10月12日、東日本を襲った大型台風は、河川の氾濫をともなって、あちこちに目をおおうほどの被害をもたらしました。被害に合われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
ナイル、チグリスユーフラテス、黄河文明に見るように、太古から人間は川と戦い、川に学び、かつ共存してきました。
どんなに文明が発達してもその繰り返しはいまだに続いていることを、この台風であらためて心に刻みました。
自然から「何を君たちは学ぶのか?」と、突きつけられた気がしています。
仙台市を流れる広瀬川を源流から河口まで水彩で描いたのは2009年のことでした。
同年、水彩スケッチを「旅絵」と題した小さな画集にまとめ、2013年には二刷りを印刷しました。
アトリエアルティオ店舗で取り扱っていますが、残部数も10冊と、残り少なくなってきました。
重版の予定はありませんので、広瀬川と仙台の記録として全ページをウェブにアップします。
10年前(東日本大震災前)の仙台・広瀬川風景です。
広瀬川は、「周囲の景観や歴史を映し出す鏡」でした。
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旅絵『広瀬川小さな旅』
源流付近〜作並
熊ヶ根の清流
愛子・芋沢にて
折立・栗生付近
八幡・牛越付近
角五郎にて
大手町からの広瀬川
花壇付近・天龍閣・建築中のウェスティンホテル仙台とトラストタワー
霊屋橋付近
荒町・愛宕大橋周辺
広瀬橋〜千代大橋
広瀬川河口・閖上(震災前風景)
取材ポイント一覧・奥付