2019-11-25
「震災で家が大規模半壊指定されました。我が家を、取り壊される前に描いてほしい」
2012年のことです。取り壊しの寸前に取材に行くことができ、そんなオーダーで描いた絵は、新しく建て替えられたお客様宅の玄関にかけられています。
その後,お客様の家にはご縁をいただいて,昨日も、「ある思い出を描いてほしい」ということで、ご自宅に伺ってきました。
内容は伏せますが「思い出」の話を聞きおわって、つい
「そんなヘビー級な仕事を、、、」と口にすると
「古山さんとは縁が深いですから」
とお客様はやわらかくあとをまとめました。
よくブログでも書いているのですが、私の場合、本当に「偶然」や「奇遇な出会い」が多いのです。
仕事もプライベートな旅でも、自分でも首を傾げるような「偶然」が頻繁です。
「たまたま」と言ってしまえばそれまでですが、バックボーンも何も持ちえない私にとって、それこそが財産なんだと思っています。
ヘビー級な絵のオーダーは、昨夜、夢にまででてきました。
夢の中で「ああでもない、こうでもない」と延々ラフスケッチを描きまくっていました。
どうやら偶然の神様はいるようで、そう簡単には答えをくれません。もちろん昨夜、こたえはもらえませんでした。
一晩で答えが出るようなら「偶然マイスター」なんてハウツー考えて、ネットビジネス長者にでもなれるのにね(笑