2020-02-08
革新的なデジタル水彩ソフト(アプリ)「Rebelle3」を開発しているescape motions=エスケープモーションズ社が、10人の水彩アーティストとして、私=古山拓の作品を紹介しました。サイトescape motionsはこちらです。
以下は、エスケープモーションズ社がアーティストとしての私を紹介してくれた文です。
[Japanese master painter and owner of his gallery focuses on traditional landscape paintings but is not afraid of experimenting with the digital medium. His art depicts both urban and rural sceneries showing his great taste and years of experience.]
翻訳
「日本の画家であり、自身のギャラリーのオーナーでもある彼は、伝統的な風景画に焦点を当てていますが、デジタルメディアを試すことを恐れていません。彼の描く都市と農村の両方の風景には彼の素晴らしい味と長年の経験を見ることができます。」
…なんとありがたいメッセージ…。
今回取り上げられた作品は、山形の山寺・立石寺を「Rebelle3」を用いてペンタブレットで描いた作品でした。
私にとっては「絵筆と絵の具」も「デジタルアプリ」も、ともに表現のための「画材」です。
たしかにわたしの仕事の7割近くを透明水彩絵の具が占めています。しかし、透明水彩だけにこだわっているわけではありません。不透明水彩=ガッシュやアクリルも普通に使います。
「何」を「どう」表現したいかで画材なんて自ずと変わってきます。
画材は自分の心の気持ちよい選択をすればよいだけだとわたしは考えます。
そしてわたしは画材のひとつに、デジタルツールを加えました。
立石寺の絵はスペックの低いパソコンで描いた作品でしたが、1月に高スペックマシンを導入、「Rebelle3」をインストールしました。今まさに、私の新しいデジタル水彩ペインティングのスタートラインに立ったところです。
これからも「Rebelle3」の持っている様々な可能性を武器に、新たな作品制作に表現してみたいと思います。
今回ピックアップしてくれたescape motionsに、深く感謝申し上げます。