2020-04-22
「美しい風景に対峙して感動した時、瞑想と同じ効果がある」
とある本に書かれていたことです。
なるほど、と思いました。
取材であちこち歩いてきましたが、感動があって立ち止まるわけです。で、おもむろに鉛筆を走らせる。
観光地とは違う、平々凡々としたところでも、よく立ち止まります。他の人が描く姿を見かけても、「なんでこんなところで描いているんだろうな?」と思うような場所も多々だと思います。
その時、共通する感覚があります。「向き合っている自然に描く自分が溶けて行く」感覚です。その感覚が本に書かれていた瞑想に近いものなのかも知れません。
果たしてそれが正しいかどうかは分かりません。が、本を読んだとき、描くことで瞑想しているなら、なんだかトクしているな、って思いました(笑)
今日の絵は、岩手の奥羽山系の裾野です。少し瞑想が過ぎたせいか、若干フィクションも加えていますが、それは絵空事、お許しください。