• facebook
  • instagram
  • twitter
  • note
  • tumblr

x4160677

グレープシティ㈱が独自に開発している教材用絵本から

水彩紙+透明水彩

キャラクター造形・構成・作画/古山拓

 

 

雨続きだった仙台に晴れ間がおとずれたと思ったら、なんと涼しいこと。昨日、絵を納品にクルマを走らせていましたが、窓を開けてエアコンオフ。7月下旬とは思えませんでした。

納品先はクルマで30分ほどの住宅地。南三陸町で津波で流された食事処が再建、その店を知る方から贈呈用に作品オーダーをいただいていました。その納品でした。

描いた作品は南三陸町に震災直前取材していた浜をモチーフにしました。新しい店の門出と商売繁盛を願って、夜明けに漁に出ようとしている漁船を描きました。

お客様の元へ届けると、さっそく「今から届けに行って来るよ。」

ちかいうちにその食事処へお昼ご飯食べながら絵を見に行ってこようと思います。

 

 

先週の清月記ライフスタイルコンシェルジュでのセミナーの様子が、清月記さんのホームページで紹介されました。
ありがとうございます。

なによりお客様の声をアンケートを通してお聞きできたことが、これからの励みになりました。

描くことはひたすら自分と向き合う仕事ですが、こうやって絵の裏側を話す機会をいただけたことが、なんらかの波紋になって聞いてくれた方の心にとどいたことがうれしかったです。

ありがとうございました。

紹介されたホームページはこちらです。

http://life-style-concierge.jp/2017/07/19/seminar-362/

 

絵本「広瀬川の夏やすみ さかなたちのやくそく」(すがわらまさのり・作 アトリエ・アルティオ発行)

イラスト・構成をてがけました。

(色鉛筆+painter)

 

川遊びの達人、すがわらまさのりさん。

彼は広瀬川をフィールドに、小学校や幼稚園で「川の先生」としても活躍中です。

そんな彼からの依頼で、仙台を流れる広瀬川に暮らすさかなたちの生態を、こどもむけにわかり易く描いた絵本の絵柄と構成をてがけました。タイトルは「広瀬川の夏休み-さかなたちのやくそく」

小学校低学年でも読めるように工夫して、ランドセルに入れてもかさばらない冊子スタイルです。

思い返せば子供の頃、岩手の二戸に住んでいましたが、家の裏手を流れる馬淵川に毎日のように釣り竿を持って遊んでいました。でも釣った魚の生態まではわからなかった。この一冊で広瀬川が、また親と子の距離がぐっと近くなること間違いありません。

1部540円(税込)です。一般書店での取扱いはございませんが、アトリエ・アルティオで取り扱っていますので、ぜひどうぞ。

 

 

明日、ライフスタイルコンシェルジュで講話会です。

旅と絵と絵本「あなたの一日が世界を変える」のことをお話しします。

スライドを準備していて、「あなたの一日が世界を変える」に携わったきっかけ、しいては描き切れた(と本人は思っています)根っこは、20年前にあったのだな、と感じています。

20年前のあの出来事がなければ、絵本にはつながっていなかった。本当に出来事とは不思議です。出て来るとはよく漢字を当てたものだと思います。むこうからやってくる感がぴったりです。

おかげさまで定員20名はすでに満席となりました。講演もなぜか依頼をいただいて、数えてみたら今回で10回目。広瀬川や、世界の街並、正岡子規と東北までいろいろ話してきました。毎回ちぐはぐだったけど(笑)今回も話の内容がカラッポにならないようしたいと思います。

下記にアップした絵は、スライドに使う二枚の東北風景。東北はやはり創作の根っこですね。

ギャラリーのイラストレーションコーナーに過去の仕事を追加しました。

使っている絵の具は透明水彩が中心ですが、なかにはペインターを使ってのイラストレーションもあります。宮沢賢治学会イーハトーブセンター季刊誌への連載もペインターでした。 タブレットを使うと、目と手の不一致が起き、ぎこちなくなります。でもそのぎこちなさがおもしろさに繋がって行きます。

自由や得意を封ずることで生まれる味ってありますね。

タブレットは使って十数年になりますが、いまだに不自由さを逆に楽しんでいます。

宮沢賢治学会イーハトーブセンター機関紙
イーハトーブイラストレーション
「猫の事務所」
painterX