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国土社刊『東北まつり物語』の表紙のためのイラストレーションご紹介です。
東北はどこか暗色のイメージがあると思いますが、夏祭りの色には全くそんな印象を感じることはできません。
短い夏に一年分のビビッドを集中させるからでしょうか。
アトリエのある仙台では今、七夕祭りが。
8月上旬は東北六県で順繰りに各県で祭りが開催されます。
古山のイラストは水彩ベースにデジタルペインティングで制作したものです。
ブックデザインはこのイラストを使用し、とても気持ち良いデザインがなされています。
アルティオ店長が河北新報夕刊に連載中のエッセイを紹介します。
今回は、南仏とマティスのことについてです
臨時休業のお知らせ
荒天につき森のアルティオは、この土日、7/27-28クローズします。
ここ数日、東北を雨雲が覆っています。山形日本海側では河川が氾濫、浸水被害に遭われた地域にお住まいの方にはこころよりお見舞い申し上げます。
森のアルティオもこの土日は臨時休業とさせていただきます。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
8/3(土曜)8/4(日曜)の営業につきまして。
8/3(土曜)は11:00〜14:00の来店予約をいただいております。その時間以外は来店ご予約いただけます。
本日開催です。多賀城市文化センターでのワークショップ。
前日の深夜、…と言うかもう当日ですね。ようやく仕込みが終わりました。以下、多賀城市文化センターさんの案内からコピペです。
おかげさまで満席御礼です。頑張ってきます!
【イベント情報】
2024年7月24日(水) 午前の部10:00~12:00/午後の部14:00~16:00
回廊アートプロジェクト夏2024 「夏のアートワークショップ」
今年も古山拓氏を講師に迎え、ワークショップ開催! ちぎり絵で天の川を作ろう
古山拓 ふるやまたくが表紙イラストを担当した全六冊「東北6つの物語」のうつ、3冊が刊行されました。
その中から、東北ふしぎ物語の書影を紹介します。
制作はデジタル制作。ペインターを使って描いています。
6つの物語の文章の「どのイメージ」をイラスト化したのかは、ぜひ読んでお確かめください。
以下、国土社さんのサイトから紹介を転載します。
東北6つの物語 から『東北ふしぎ物語』
そうだ、東北地方に行って自然や歴史を味わおう!
三陸海岸のヤマセ、横手のかまくら、裏磐梯の五色沼、山形のケサランパサラン、青森の三内丸山遺跡、伊豆沼・内沼のガン。東北6県の自然や歴史の不思議をテーマとする6つのお話がぎゅっと詰まった1冊。
東日本大震災から10年を機に「みちのく童話賞」を立ち上げたメンバーが、生き生きとした人びとの温かさ、独特の自然の豊かさ、美しくておいしい空気など東北地方の魅力をあますことなく描く読み物シリーズ。東北の読者は郷土の魅力を見直すきっかけになるような、東北以外の読者は、東北に行ってみたい!と思えるような、心温まるアンソロジーです。
2024/8/17・18 アサカLaboratryにて「アルティオ仙台フェア」開催します 会場は、昨年末ちび絵まつりでお世話になった仙台市内のアサカlaboratory(旧アサカ薬局)さんです。 二日間限りのフェアとなります。
アルティオ店長の新聞掲載エッセイをご紹介します。
河北新報夕刊に隔週で掲載され、全8回。今も進行中です。
今回ご紹介は「パスポートチェック!」です。
蔵王の森にアトリエを構え、3年が過ぎました。
平日は仙台市内の自宅アトリエで過ごし、週末に移動します。
週末ごとに自然の中に身を置くと、季節の移り変わりの早さに驚きます。
先週はまだ緑の匂いがしなかったのに、一週間経っただけでむせかえるようになっていたり、花の気配がなかったのに、数日で野の花が咲き乱れていたり。
そして草花は一定の時期ルーティンで咲くわけではなく、毎年の季節の「ずれ」に驚いています。
一つとして自然の中に同じリズムはありません。
そのことに気づかせてもらっただけでも、森の中に毎週やってくる意味があると感じています。
また、冬の楽しみは雪の上に残された動物の足跡を探すことです。そんな小さなことが楽しみになるとは、森に来る以前は思ってもいなかったことでした。
冬の森ではうさぎやテン、大きな足跡ではカモシカらしい足跡をよく見ます。
動物たちの足跡はただ歩いているだけではありません。立ち止まったり、クルクル回ったり。
彼らも人間に警戒しているのでしょう。そう頻繁に姿を見かけるわけではありません。が、確実に近くにいます。その「近くにいる」という気配がまた嬉しいです。
森の木々に囲まれて過ごしているうちに、「木の向こう側」という視点が絵の中に出てくるようになりました。
この白樺林の向こうに立つ鹿の絵は、私の想像で描いた作品です。決して森の中でこのような情景に出会ったわけではありません。
ですが、とあるきっかけで、脳裏に一瞬で浮かんだイメージがこの絵でした。
そのとあるきっかけとは、一棟のモデルハウスの室内に入ったことでした。
お付き合いいただいているハウスメーカーさんに「あいホーム」さんがあります。
その社長さんから、「モデルルームをアート作品でコーディネートして欲しい」と、アルティオ店主の久美子さんが頼まれ、本社モデルハウス展示場と、若林展示場の2棟アートコーディネートを手がけています。
若林展示場の下見に行った時のことです。
玄関から部屋に入り、廊下を見た瞬間にこの絵のイメージが降ってきたのです。
言い方を変えるなら、「家」から「こんな絵が欲しいんだ」と言われたような気がしました。
「家」という器からイマジネーションを掻き立てられる体験なんて、初めてのことでした。
住まいからどんなイメージをもらえるのか?絵の制作の仕方は色々あって良いと思います。
「あいホーム若林住宅展示場」では、一言受付に話せば、この絵を見ることもできますので、よかったらお出かけください。