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「あの時のバルセロナのホテルの女将、どうしているかな、、、」

昨今、ニュースでスペインが映ったりするとつい考えてしまします。

その旅は、バルセロナ発ポルトガル・ロカ岬行きの旅でした。

旅の連れ合いは妻と中学1年の娘、小学4年の息子。バルセロナは、息子が「どうしてもバルセロナに行きたい」と頼み込まれての滞在でした。そんなわけで旅のスタートが自ずとバルセロナになったのです。

私は息子に条件を出しました。「バルセロナに行きたいんだったら、地下鉄の乗り方、町の作りを旅の前に予習しておくこと。」

彼は必死に地○の歩き方を読み漁り、バルセロナを頭の中に叩き込みました。現地で地下鉄も率先して乗ったほどでした。

そんなバルセロナ。息子は路上で一枚の鳥の羽根を拾いました。気に入ったらしく放り投げることはせずに宿に持ち帰りました。

息子の手もとの羽根を目にしたフロントの女将さんが「あなた、素敵な羽根見つけたわね!その羽根、捨てずに持っているのよ。あなたの夢をかなえる羽根だからね」

息子がそのことを覚えているかどうかわかりませんが、私はその4泊5日のことを「バルセロナの夜」とタイトルで一枚の絵にしました。サグラダファミリアを主題にした具象と抽象の中間みたいな絵ですが、その絵の端っこには、実は「男の子と夢を叶える羽根」がこっそりと描きこまれています。

「ネットでオウチからなんでも発信」が当たり前になってきていても、「ギャラリーに行かなきゃ絶対に見られないもの。」もあっていいと思います。なのであえてアップしません。

世界は今、旅の扉を閉ざしています。ネットやテレビ電話では決してたどり着けない宝石が、リアルな旅にはごろごろ転がっている。開催中の個展で描いた水彩画は、私の拾ってきたそんな宝石だと思っています。

せめて、絵の扉の向こうに旅を楽しんでもらえれば幸いです。明日30日土曜、そして31日の日曜は13時から会場入りします。

トップ絵は、スコットランドの旅の途中、足を止めた、「ハイランドの旅籠」。

斜面を登ってドアをノックすると「さあ、入って、入って!」と両手を広げた旅籠のオーナーが迎えてくれるのです。

2020/5/27〜6/2 アートスペース無可有の郷にて、古山拓展「旅人」開催中。
30日土曜日・午後13時からクローズまで
31日日曜日・午後13時からクローズまで
最終日2日・午後13時から閉場まで

会場住所/宮城県柴田郡柴田町海老穴海老沢131

電話/0224-56-3584

会場ホームページ/https://mukaunosato.wixsite.com/art-space

マップ/googlemapはこちら

 

 

緊急事態宣言が解除となりました。とはいえ、東京と取り巻く県では、まだ県をまたいでの自粛が求められています。

新型コロナやり過ごし企画「おうちでぬりえ」が、おかげさまでおうち時間ストレス解消に役に立っているようです。仕上げた絵を投稿したい!というリクエストも頂戴しています。なので、Facebook上に投稿ページを設けました。こちらです。

今回は、タクが絵を手がけた絵本「海の見える丘」のぬりえ版をアップします。よかったら画像をコピーしてお使いください。(プリントアウトしたものをコンビニでA3に拡大すると、ほぼ絵本とおなじ大きさになりますよ)

タクの勝手な申し出に、著者のくすのきしげのり先生も、版元の星の環会さんも快諾してくださいました。(おうち限定テイクフリー・商用不可です)ポイントは、絵本にとらわれず、みなさんの好きな色を塗ること、です。

ひとつの色を塗った後、その隣に何色を塗ろうか??…と考えると思います。その色を考えること、が脳を非日常に持っていきリフレッシュにつながります。

みなさんそれぞれの「海の見える丘」に仕上げてください。(新型コロナやり過ごし企画「おうちでぬりえ」第一弾はこちらです)

 

本物?の「海の見える丘・絵本版(くすのきしげのり・作/古山拓・絵/星の環会)」の色が見たくなったら版元星の環会さんか↓アマゾンでどうぞお求めください^_^

タクが「かわいいヤツ」と呼んでいるある乗り物があります。第二次世界大戦のフランス軽戦車「ソミュアS35」です。

以前、そのソミュアを「戦車描いても誰も欲しがらないだろうな。でもこいつかわいいんだよな。嫁がなかったら自宅に掛けるからいいんだ」と言いながら嬉々として水彩ちび絵を描いていました。(タクは好きなのです軍用系が。第二次大戦限定ですが、、、。)

ところがです、展示するや否や、即嫁いだのです。そのお客様Kさんはレジでこう言いました。「息子”も”ミリオタなんですよ。この絵を息子にプレゼントします。」

先日そのお客様から、数枚の写真が送られてきました。見ると、ソミュアのちび絵にこれまたかわいいデフォルメプラモデルのソミュアが^_^!息子さんが作ってちび絵のそばに並べてくれたとのこと。ちび絵ソミュアが仲間ができたように喜んでいます。

最高の嫁ぎ先でソミュアちび絵は幸せだなあ、とタクも嬉しそうでした。

今までタクはドイツ軍のケッテンクラート、シュビムワーゲン、キューベルワーゲン、米軍のウィリスジープと、水彩で描いてきましたが、どれも女性の元に嫁いでいるのです。意外ですが軍用車両はレディースに人気なのです。

Kさん、嫁ぎ先での嬉しい写真をお送りくださり、ありがとうございました。

2020/5/27〜6/2 アートスペース無可有の郷にて、古山拓展「旅人」を開催します。

絵は心の旅への扉です。

古山拓が今まで旅してきたヨーロッパ各国、そして東北の水彩画、さらには抽象画をラインナップ。

田園の中にたたずむカフェ併設の素敵なギャラリー「アートスペース無可有の郷」まで、小さな旅にお出かけください。

作家古山拓の在廊日程は、以下の通りです。

28日初日・終日
30日土曜日・午後13時からクローズまで
31日日曜日・午後13時からクローズまで
最終日2日・午後13時から閉場まで

会場住所/宮城県柴田郡柴田町海老穴海老沢131

電話/0224-56-3584

会場ホームページ/https://mukaunosato.wixsite.com/art-space

マップ/googlemapはこちら

お客様から「お店はいつから再開しますか?」のお電話を受け取りました。FacebookツイッターのSNSでは再開告知をしていましたが、あろうことかウェブサイトでの再開告知を失念、、、大変失礼いたしました!!あらためて再開のお知らせです。

コロナ自粛で4月6日から店舗臨時休業にしておりましたが、5月7日から再開しました。当面の間、13時〜17時の短縮時間でのオープンとなります。ご予約時は時間外でも開店しますので、お時間の都合がつかない場合はご一報ください。

消毒液・換気等注意をはらいつつ営業再開です。皆様のお越しをお待ちしています^_^

トップ写真は、ちび絵の「プリンセスミチコ」(¥14,300税込)。

石鹸の写真は人気商品の一つ、サマセットトイレタリーのバーベナとローズです(¥770税込)

■ 2020/5/7 ■

コロナ自粛で臨時休業としておりました立町のギャラリーショップ店舗を再開しました。

当面の間、13時〜17時の短縮時間でのオープンとなります。ご予約時は時間外でも開店しますので、お時間の都合がつかない場合はご一報ください。

消毒液・換気等注意をはらいつつ営業再開です。皆様のお越しをお待ちしています。

ちび絵/プリンセスミチコ(¥14,300税込)

ヨーロピアンソープ人気商品です/サマセットトイレタリー/バーベナ/ローズペタル(¥770税込)

 

 

 

 

NTTドコモ東北のリーフに使用されました。

ワシ 水彩

ホシガラス デジタル:ペインター

新型コロナの自粛の嵐。おうち時間が長くなっていますね。画家であり、イラストレーターのタクがおうちの中ですることで、何か役に立てないか、と、考えて「ぬりえ」の線画を描きました。ぬりえの線画は2シリーズです。

1シリーズは「ぬりえで旅気分♩」。タクが今まで取材してきたヨーロッパの田舎や世界遺産モンサンミシェルをモチーフにしています。こちらは3枚。

2シリーズは「ワタシ色の青葉まつり」。今年は中止になってしまった青葉まつり。漫画タッチで描きました。お祭り気分でぬりえチャレンジ!こちらは2枚でしたが、5/14に新作「ちびすずめ」を追加しました。ちびっこたちの舞う雀踊りを楽しく自由に仕上げてください。

どうぞ、皆さんのパソコン・スマホに自由に画像保存・ドラッグコピーしてプリント、思い思いに楽しんでください。(著作権は放棄していません。ビジネスに勝手に流用するワルイオトナがいないことを信じています)

ぬりえのポイントは2つです。

1.使う画材は手頃な色鉛筆が吉。お子様の教材画材で十分。

2.色はあくまで自由に!…つい写真を参考にされるかもしれませんが、決してとらわれずに!!皆さんの「こんな色だったら楽しいな!」がベストです。また、自由な色使いが心をリフレッシュさせてくれます。

タクはさらにバージョンを増やすつもりのようです^_^
また新たにぬりえが出来上がり次第アップしていきます。お楽しみに!

1シリーズ「ぬりえで旅気分♩」

A 「旅の塗り絵1_モンサンミシェル」

B 「旅の塗り絵2_コッツウォルズ・バイブリー風景」

C 「旅の塗り絵3_南仏の路地_トゥレットシュルルー村」

 

2シリーズ「ワタシ色の青葉まつり」

「ちびすずめ」-Japanese fork dance [Sparrow Dance]-  

「青葉まつり.1」-Aoba Festival-Sendai,Miyagi,JAPAN 

 

「青葉まつり.2_山鉾」-Aoba Festival-Sendai,Miyagi,JAPAN 

以下に楽しまれた方の作品と、古山が描いた水彩風景、そして、写真(大人向けサービスです。お子さんは写真なしで十分楽しむはず!)をアップしておきます。

青葉まつりは♪自由な色合いで100点満点!です。

↓以下、古山水彩を参考までに^_^”’

↓こちらも一応参考写真。実際にタクが取材先で撮ってきた写真です。

中学のころ、タクは吹奏楽部にいました。
盛岡の個展が中止となり、代わりにアップしたウェブ個展を見た、吹奏楽部の先輩から、「ウェブ個展ギャラリーを見た」と、一通のメールが届きました。
メールはこの詩から始まっていました。

いざそれこそが我らプロの証
我らすべてに備わる勇者の心
時と定めに損なわれようとも
その強き意志は
戦い・求め・歩み続けて屈することはないのだ
 
     -アルフレッド・テニスンー

そして、続いて先輩からのメッセージが…

『拓ちゃん、「青い時に紫色の風を見た」を譲っていただけませんか?「sold out」になっていないことを祈っています』

テニスンのユリシーズの詩を文面冒頭に書き綴った先輩のシンプルな言葉。


文学、芸術は強い前進力をくれます。
気持ちが奮い立ちました。

奇しくも「青い時に紫色の風を見た」はテニスンの母国イギリスを描いた水彩画でした。

ウェブ個展ギャラリーはこちらです。https://takufuruyama.myportfolio.com/

その姿を描き写した絵をみせると、疫病退散のおまじないになると言われている、「アマビエ」。

↓こちらが古文書に書かれた、今、一気にブレイク中のアマビエ様です。みたことある方も多いと思います。

「今、絵描きができること・その2」として、タクが彼なりにアマビエを描きました。(その1はウェブ個展ギャラリー

岩手出身(遠野物語世界)+ケルト好き(妖精世界)のタクが、イマジネーションで描いたアマビエです。サインにはいつもと違うフルターク=Furtarchsのサイン。これはタクが落書きイラストの時に使うペンネームだそうです(笑)

↓フルタークの描く#アマビエ様

この画像は個人で使う分に関して、ダウンロードフリーとしました。

もし気に入ったら、どうぞ、ダウンロードしてください。(問い合わせフォームからメッセージなどいただけると、タクは喜ぶと思います)

以下、ウィキペディアからのアマビエに関する転載です。

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江戸時代後期の肥後国(現・熊本県)に現れたという。この話は挿図付きで瓦版に取り上げられ、遠く江戸にまで伝えられた[3]

弘化3年4月中旬(1846年5月上旬[注 2])のこと、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が赴いたところ、それが姿を現した。姿形について言葉では書き留められていないが、挿図が添えられている。

その者は、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間[注 3]は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。(wikipediaより抜粋転載)

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フルターク#アマビエチャレンジ!一刻も早くcovid19禍が収束しますように。