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x4160677 - Part 41

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ネットギャリー ってご存知ですか??正直に言います。私、知りませんでした(汗)

本社はアメリカ。ABA(全米書店協会)ALA(全米図書館協会)などと連携し、選書ツールとして利用されている、いわゆる「本のインフラ」です。文学者なら多分だれでも知っているでしょう。

数日前、アメリカ本家ネットギャリーで#くすのきしげのり / #古山拓 絵『#あなたの一日が世界を変える』がおおきく取り上げられました。(ブログ最下部に写真あります。お急ぎの方はスクロール♪)

この情報は、徳島の書店、平惣の八百原さんから入りました。(なぜか、仙台の私がもっとも連絡を取り合っている書店の方が八百原さんです=笑)

平惣は徳島県阿南市富岡町に本社を置く書店です。
八百原さんはじめ書店の皆さんが、「今回の世界に蔓延しているcovid19の危機に、書店としてどう立ち向かえばいいのか??」を熟考。絵本『あなたの一日が世界を変える』を広める作戦をとりました。(有り難いことです。トップの写真は平惣さんの店頭。私の送ったポップを大きく使って、フェアを展開してくれています。)
そして、ネットギャリーの日本版を運営するメディアドゥさん、そして版元のPHP研究所も全面協力の構えをとってくれました。

さっそく八百原さんから、「絵本を読んだ、地球の反対側のアメリカ人からメッセージがよせられた」と、連絡が入りました。
「アメリカの方から寄せられたメッセージ」を氏の友人がていねいに翻訳して下さいました。

描いた絵に関して感想もかかれており、描き手としてこれ以上の賞=プライズはありません。
以下、八百原さんからの手紙です。

——

英語版のタイトルは『Your day will change the world

「自分の一日を大切にする」
そんな「当たり前」のことを、翻訳された花丘ちぐささんは「Simple」と訳しています。
いろんなことがある毎日ですが、人生を豊かにするためのコツは、シンプルに生きることなんだと思います。

アメリカの読者からもレビューが届いています

Your day will change the world is a book with simple but important messages.
These messages are simple reminders that we might have forgotten or have slipped from our mind in this age of complicated events. There is a story that accompanies the message “your day will change the world”. In addition to that, there are also 10 questions that enrich and enhance said message. The writing is easy to understand, perfect for children to read, but also a fast and good read for anyone else.

Besides, there are also beautiful watercolour illustrations done by Taka Furuyama that make the whole reading experience much more pleasant and, in my case, invokes nostalgia brought from reading books with a similar type of illustration from my childhood, which is a nice touch.

When we come away from the book, we’re encouraged to ask the question “what can we do to make our day shine”? It’s a question that carries a lot of weight, because after all, our day will change the world.

あなたの一日が世界を変える』は、シンプルながらも重要なメッセージが込められた一冊です。これらのメッセージは、複雑な出来事の多いこの時代に、私たち が忘れてしまっているかもしれない、あるいは頭の中から滑り落ちてしまっているかもしれない、シンプルなリマインダーです。あなたの一日が世界を変える」 というメッセージに沿ったストーリーがあります。それに加えて、メッセージをより豊かにする10の質問があります。文章はわかりやすく、子供にも読みやす いですが、それ以外の人にも、早くて良い読み物になるでしょう。

また、古山拓氏が描いた美しい水彩画のイラストもあり、読みごたえがあり、私の場合は、子供の頃に同じようなイラストの本を読んだときの懐かしさを思い出させてくれる。

この本を読み終えたとき、私たちは「今日を輝かせるためにはどうすればいいのだろう?という問いかけをしているような気がします。

During the times of uncertainty and fear due to what’s happening at the moment in the world this book is a breath of fresh air and has come into the world at the perfect time. I loved the ethos behind this story and the whole book just made me smile. This is about setting positive intentions for the day because of you can follow the ten questions in a day and teach others the whole world can benefit. Your day can change the world.

今、世界で起こっていることのための不確実性と恐怖の時代に、この本は新鮮な空気の息吹であり、完璧なタイミングで世界に入ってきました。私はこの物語の 背後にある倫理観が大好きで、この本全体が私を微笑ませてくれました。これは、あなたが一日で10の質問に従うことができ、全世界が恩恵を受けることがで きる他の人に教えることができるので、一日のための肯定的な意図を設定することについてです。あなたの一日が世界を変えることができます。

——–

ロックダウンが続いていますが、実は国境線はcovid19の前にすでに消えました。
できることで皆さんと国境線を越えて手を繋いでいきたいです。

もちろん、私の「arm=武器」は、「絵」であり「art」。

armとart。奇しくもmとtの一文字違い。が、後者の戦闘力は同等、いや、それ以上だと信じています。

ちなみに私のギャラリー店舗の名前はARTIO。ある方が「art10??たくさんのアートがあるって言う意味ですか?」といいました。はっとしました。
「熊の女神」という意味の古代ケルト語を店名にしたのですが、ART10もまたパワフルで悪くないな。

 

 

 

歩き続けると出会える風景があります。
その風景は、歩き続けなかったら、もちろん出会うこともなく、知らないままで終わります。

かつて、イギリスのコーンウォール地方のダートムア(曠野)をザックを背負い一人で歩いたことがあります。
いくつもの丘を越えて、町をとおりすぎ、分かれ道で立ち止まってまた進む。
聞こえるのは風の音と小鳥のさえずり、そして自分の足音だけ。
泊まった旅籠は、曠野のなかにぽつんと立つ一軒家でした。

生きていて思うように行かないことのほうが多いけれど、そんなときはよくダートムアを歩いたことを思い出します。
立ち止まっても再び歩き始めることができれば、新しい景色に出会える。ついつい忘れてしまうそのことを思い出させてくれる。足の痛みと一緒に。

この絵はイギリスコッツウォルズ地方のなんにもない田舎です。あえて今、描いた一枚。

イギリスの田舎の道がくねって続く風景が好きなのは、「どこまでも行けそうな気持ちにさせてくれるから」というのも理由のひとつなんだろうな。

作品を随時ギャラリーにアップしています。

https://www.artio.jp/category/gallery1

https://www.artio.jp/category/gallery2

https://www.artio.jp/category/gallery3
お時間あれば、どうぞ^_^

平原-また歩き始める人へ-

取材地=英国コッツウォルズ地方

街道の村

頭の上がカパッとひらく。
この感覚を久しぶりに味わいました。快感なんです。
別に前世がカッパだったというわけではありません。(つまらなすぎです、すいません。でも遠野には住んでいました)

昨日一本の電話がありました。
用件はクライアントにイメージを伝える、いわゆる「コンセプトスケッチ」を描く仕事でした。
電話とメールで打ち合せをすませ、鉛筆を走らせた途端、あたまのてっぺんが開きました。

うまく言えないのですが、そこからエネルギーが外に放出される感じ、なんです。
「ゾーンに入る」、なんてよく言いますけど、多分それ。

ここのところ世相反映してかイラスト仕事もなく、個展のための水彩画制作ばかりしていましたので、久しぶりの感覚で嬉しかったです。

といいつつ、個展のための水彩画の制作も進めているわけで、昨日出来上がった新作はこちらです。

「トスカーナからの手紙」。

25センチ×18センチと小さな絵ですが、この絵の制作には3ヶ月ほどかかっています。
背景から描き始めるのですが、背景仕上がった段階で、筆がストップ…。

もちろん下絵はあったのですが、色のイメージができずアトリエに立てかけてっぱなしでした。
それがふと、イタリアのニュースを聞いて筆を取った途端、一気呵成。
これもゾーンに入れたからできたんだろうな。

カッパの頭のお皿は、ゾーンに入るイメージを妖怪に託したのかもしれません(根拠まったくなし)。

イタリアは素敵な国です。混迷のふちにあるイタリアに、大いなる導きがありますように祈っています。

トスカーナからの伝言

先月のことです。友人Sさんから一本の連絡が入りました。

「クロアチアが大きな地震に見舞われました。コロナと地震のダブルで落ち込んでいるクロアチアの友だちを勇気づけたいので、クロアチアを描いた水彩画をウェブにアップしてくれませんか?」

首都ザクレブの教会の尖塔の一部まで崩れ落ち、新型コロナとダブル…市民のこころの不安はいかほどか…。
想像してみて下さい。

先日、絵を描きあげてSさんにデータを送りました。さっそくツイッターを通してクロアチアのIさんからお礼のメッセージが届きました。

…. My heart just melted ❤️ …. Thank you for this beautiful post💙

And a BIG thank you to @Taku_Furuyama for such an amazing and vivid painting 🤗♥️🦋

I really hope you get to experience Zagreb for it is an amazing place know 💙💙💙

P.S.

Blue is the color of Zagreb 💙

「追伸。青色はザクレブの色です」の一文に、描いた気持ちが伝わった、と、確信しました。

青空の色は、希望の色だ。と思う。

 

■ 2020年4月6日更新 ■
♢コロナ蔓延防止のため、暫くギャラリー店舗を臨時休業いたします♢5/7再開しました
いつもサイトをご覧いただきありがとうございます。
宮城県、仙台市の自粛要請を受け、4月4日〜6日とギャラリー店舗を臨時休業としていましたが、今後も暫く休業することにしました。
店主、作家とも健康ですが、アルティオ店舗を訪ねてくださる皆さまと私達の今後の健康を第一に考えて行動したいと思います。
なお、ネットを通じての水彩画のオーダー制作、販売、イラストの受注はいままでどおり続けてまいります。
 
4/23〜29は、盛岡カワトクで個展もあります。
岩手県の皆さまにご迷惑をおかけしないよう、万全の体調で臨みたいと考え、自宅アトリエにて絵の制作と準備に専念したい所存です。
 
それゆえ今後暫くは、ご来店はご予約いただいた場合のみ対応させてください。
こんな時だからこそ、絵やアートの持つ力、心にゆとりや癒しが必要だと思います。
アルティオはアートと石鹸のお店、必要なときにはお気軽に電話、メールなどでご連絡いただければ幸いです。
古山拓絵画工房ランズエンド(自宅制作アトリエ)
📞022-234-8228
古山拓携帯080-1817-4573
もちろんアトリエアルティオウェブサイトは随時更新、古山拓のFacebook、Twitterなども逐一情報をアップしてまいります。状況をみて、再開できるめどが立ちましたらすぐにお知らせいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

♢コロナ蔓延防止のため、暫くギャラリー店舗を臨時休業いたします♢
いつもサイトをご覧いただきありがとうございます。
宮城県、仙台市の自粛要請を受け、4月4日、ギャラリー店舗を臨時休業としましたが、今後も暫く休業することにしました。
店主クミコ、作家タクともに健康ですが、アルティオ店舗を訪ねてくださる皆さまと私達の今後の健康を第一に考えて行動したいと思います。なお、ネットを通じての水彩画のオーダー制作、販売は引き続き続けてまいります。
 
4/23〜29は、盛岡カワトクで個展も予定されています。
岩手県の皆さまにご迷惑をおかけしないよう、万全の体調で臨みたいと考え、自宅アトリエにて絵の制作と準備に専念したい所存です。
 
それゆえ今後暫くは、ご来店はご予約いただいた場合のみ対応させてください。
こんな時だからこそ、絵やアートの持つ力、心にゆとりや癒しが必要だと思います。
アルティオはアートと石鹸のお店、必要なときにはお気軽に電話、メールなどでご連絡いただければ幸いです。
古山拓絵画工房ランズエンド(自宅制作アトリエ)
📞022-234-8228
古山拓携帯080-1817-4573
もちろんアトリエアルティオウェブサイトは随時更新、古山拓のFacebook、Twitterなども逐一情報をアップしてまいります。状況をみて、再開できるめどが立ちましたらすぐにお知らせいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

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