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■ 2019/11/29投稿 ■

2020年「古山拓水彩カレンダー」【リングタイプ】通信販売のご案内

リングタイプオリジナルカレンダーが完成しました。12枚のヨーロッパ風景水彩画に裏面はメモ書きができるタイプのカレンダーとなっています。通販ご希望の方は以下をごらんくださいませ。

申し込み方法
contact usより「ショップへの問い合せフォーム」からお申し込みください。
お代金お支払い方法は、梱包に「銀行口座案内」を同封します。
商品到着後一週間以内にお振り込みください。(代引きはいたしません)

■問い合せフォームの「お問い合わせ内容」に、1.お名前. 2.郵便番号 3.ご住所. 4.電話番号. 5.希望部数を記載の上、ご返信ください。

————

仕様サイズ/カラー13枚(表紙含む)
価格/@1320円(税込)

郵送料は別途ご負担いただいています。
■送料・2部まで180円 :〜4部まで370円 〜6部まで520円。
それ以上まとめてご注文の方は宅急便にての発送となりますので、お問い合わせください。

 ■お支払い方法/
カレンダーに「銀行口座案内」を同封します。
商品到着後一週間以内にお振り込みください。

 

 

 

今日、ひとつの封筒が届きました。

封を解くと、「龍寶寺」と刷られた御朱印帖が入っていました。

仙台・八幡町にある真言のお寺様「龍寶寺」さんとのご縁をいただいたのは今年の春のこと。アルティオで開催した人形作家藤村みゆきさんとのコラボ企画展「BUNGAKU Cartoon」がきっかけでした。

龍寶寺のご住職様と奥様がいらしてくださったのは、藤村さんのつながりでした。

その後、あろうことか不動堂落慶法要のためにと、お不動さまの絵の制作注文をいただきました。

先月、その式典にも参列したのですが、今日届いた御朱印帖は、龍寶寺様よりそのお礼にと送られたものでした。

表紙には地蔵文字作家・夕深さんのかわいらしい絵があしらわれており、開くと私が描いた不動明王様が。

深い感謝とともに、ありがたく頂戴しました。

なぜか不思議と真言宗には縁があります。

岡山の友人僧侶からインド巡礼へお誘いいただいたり、そのご縁で高野山金剛峰寺から褒賞状を頂戴したり。

そして今回。

御朱印帖に刷られた描いたお不動さまを見ていると、妙に静かな気持ちになりました。「やっぱり目に見えない導きって、あるのかもなあ、、、」

 

 

12/12〜25アルティオ恒例年末クリスマスフェア「ちび絵まつり」今年もアトリエアルティオで開催します!

10センチ角の額縁におさまった古山拓オリジナルの水彩作品がクリスマスに向けて勢揃いします。アルティオの人気商品、ヨーロッパメイドの輸入ハンドクリームやかわいくも個性あふれる欧州の石鹸もラインナップ。ご来店をお待ちしています。

 

クリスマスフェア会期/2019年12月12日〜12月25日 12:00~18:00 OPEN(会期中の定休日は月曜のみとなります。)
アトリエアルティオ住所/仙台市青葉区立町19−20 パークサイドコーポ1F

 

「震災で家が大規模半壊指定されました。我が家を、取り壊される前に描いてほしい」

2012年のことです。取り壊しの寸前に取材に行くことができ、そんなオーダーで描いた絵は、新しく建て替えられたお客様宅の玄関にかけられています。

その後,お客様の家にはご縁をいただいて,昨日も、「ある思い出を描いてほしい」ということで、ご自宅に伺ってきました。

内容は伏せますが「思い出」の話を聞きおわって、つい

「そんなヘビー級な仕事を、、、」と口にすると

「古山さんとは縁が深いですから」

とお客様はやわらかくあとをまとめました。

よくブログでも書いているのですが、私の場合、本当に「偶然」や「奇遇な出会い」が多いのです。

仕事もプライベートな旅でも、自分でも首を傾げるような「偶然」が頻繁です。

「たまたま」と言ってしまえばそれまでですが、バックボーンも何も持ちえない私にとって、それこそが財産なんだと思っています。

ヘビー級な絵のオーダーは、昨夜、夢にまででてきました。

夢の中で「ああでもない、こうでもない」と延々ラフスケッチを描きまくっていました。

どうやら偶然の神様はいるようで、そう簡単には答えをくれません。もちろん昨夜、こたえはもらえませんでした。

一晩で答えが出るようなら「偶然マイスター」なんてハウツー考えて、ネットビジネス長者にでもなれるのにね(笑

イラストレーター・画家として独立自営になったのは1994年。
波にもまれる小舟ですが、おかげさまで沈まずに25年やってこれました。

絵描きといっても、ビジネスです。従来のビジネスフィールドも大切です。が、時代のスピードは25年前のそれとは大きく異なってきています。
実店舗としてアトリエアルティオを開店したのは5年前。ビルのオーナーさんとの縁あってのことでしたが、その時代の変化を感じていなかったか、といえば嘘になります。


ここ数ヶ月、これからさき25年は無理だとしても、少なくとも15年をどうパワーアップしていくか?をアトリエアルティオ店長の妻とあれこれ考えていました。

そんな「これから先」を見据えた時、はた、と気がつきました。絵の世界はある意味特殊です。「事業を俯瞰してもらう」相談相手がいません。

そこへ電話がはいったのが商工会議所です。「何か相談があったらなんでも遠慮なくきいてください」
昨日、今後のことをまとめた書類を一式携えて、はじめて相談しに行ってきました。

二時間近く意見交換とアドバイスから、結果、今後の方向が見えました。
どの枝を切るか?どの道を太くするか?
やってはならないことはなにか?
多くの収穫がありました。

おまけに、「絵に描いたモチ」のような『アルティオ・デラックスドリームプラン』をおそるおおそる話したところ、
「無理ではないと思いますよ。現時点すぐは難しいですが3年かけて地盤固めをすれば、やれますよ」
信じられませんでした。それも三年後という目標まで。

2023年は60歳。新しい出発にはいい節目です。

そんな日、毎日新聞には絵本「海の見える丘」が取り上げられ、掲載されました。
記者さんが丁寧な取材の上、大きく紙面をさいてくれました。
お世話になっている旅館の女将さんから、記事を読んだよ、と、「おめでとう!」の電話を頂戴しました。

知らないところでだれかが気にかけてくれることへのありがたさを感じました。

小さな道であっても、あともどりしなければかならず道は拓ける。

「その日」へむけて、アルティオの基盤をさらに固めて行こう!と勇気をもらえました。
「海の見える丘」の主人公のごとく、地道に壁を塗り続けて行こう♪♪♪

 

毎日新聞宮城版で絵本「海の見える丘」が取り上げられました。

 

「おはなしの部屋△」第九夜
〜発声変えると世界が変わる〜

昨夜のゲストは、ヴォイストレーナー&パフォーマーの荒井真澄さんでした。

「声」って不思議だ。
そんなことを今まで意識することもなく当たり前のように人と話をしていた。声のいい人綺麗な人が羨ましい、くらいにしか思っていなかった。

しかし昨夜、荒井さんのヴォイトレを体験したら、なんと!参加者全員が遠くに響く声、伝わる声に変わったのだ。

不思議でしょう??

「声」は身体のどこからでも出せるそうで(もちろん声が喉を通して発声されることには違いないが)荒井さんは、肩から腰から背中からと、体中から声を出せるのだ。そしてちゃんとそこから声が響いているのだから、凄い〜 

私達がそこまで到達するには、もちろんトレーニングが必要ですが、
ただ声を出すのではなく、伝えたい人、伝えたい方向に意識を向けるだけで、相手へのメッセージの伝わり方が変わってくることが、よくわかりました。

荒井さんはこう言います。

*「声」はその人そのものである*

〜体の深いところから溢れる「声」は、
確かな温度を持ち、想いをそのまま届ける、説得力のある「声」です。生まれた時、体全体を楽器として使ったように、ありのままの個性あふれる声、そんな声を誰でも持っているはずです。〜

第九夜も、参加者の皆さまと共に貴重な体験と時間を過ごさせていただきました。自分だけの個性ある楽器「声」を、これからもっと意識して発声していきたいと思います。
ゲストの荒井真澄さん、ご参加の皆さま
ありがとうございました!!

トップ絵は、タクが真澄さんのイメージから描き下ろし、謝礼としてお渡しした「アイルランドの妖精」です。

アルティオ 古山久美子

今日月曜は、アルティオギャラリー休業日です。午前中の外での用事を終わらせ、午後は「ちょっとだけ、額絵の入った梱包を整理してからイラストの制作」…の予定でした。
で、はじめたはいいけど、、、おわらない…..

「秋の個展の在庫梱包」×みっつ
「母校展示に貸し出した梱包」×みっつ
「おわったばかりの展示の梱包」×よっつ
「昨年の梱包」ふたつ
「水難で傷ついた額の梱包」×ふたつ=処分に困って、困ったまま。
「仕入れていた額の梱包」×みっつ
「水難から避難させてたグッズの梱包」×たくさん
「年末納品予定の梱包」いっこ
「恥ずかしくて出せない絵の梱包」かぞえたくない

とにかくですよ、やってもやっても整理が終わらない、、、。そうだ、自分は子供の頃から整理整頓が苦手で,親から怒られてばかりいたっけ。三つ子の魂百までって、こういうことを言うんだ。
整頓上手い人は、ぱぱぱっ♪と、あっというまにやっちゃうんだろうなあ。

結果、額の入った段ボールは十数個まで減らしたものの、すでに巣立った子供たちの部屋二つを完全占拠。
他の画家さんって、額の整理整頓、いったいどうしているのだろう???

二つの部屋に積みあげられた段ボールを見て、映画「レイダース失われたアーク」のエンディングを思い出していました。梱包山積みがはてしなく続くスミソニアン博物館の倉庫です。




絵本版「海の見える丘」くすのきしげのり・作/古山拓・絵/星の環会
「幸せ」とはなんだろう_誰が決めるものだろう?そんな問いにこたえる絵本のイラストを手がけました。
舞台は、いつか、どこかの世界。
「キャプテン」と呼ばれる一人の画家ととりまく人々が、「幸せ」の定義を問いかける絵本です。

絵本「海の見える丘」|イラストレーター古山拓|くすのきしげのり|星の環会