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■ 2020年1月2日更新 ■
2月開催・青葉アートスクール水彩講座のお知らせ
「間を活かしながら描く」
私が水彩制作のときに最も大事に考えることは、主題のほかに、実はもうひとつあります。それは画面の「間」です。
水彩は水をたっぷり画面に張ることで柔らかなグラデーションを生み出しますが、私はその滲みを多用して間を作って行きます。
今回は「余白」の間を活かすことで主題を引き立てるポイントをお伝えしたいと思います。
主催/青葉アートスクール
日時/2月26日(水)<13:30~16:30>
定員18名 受講料は税込み4400円+別途資料代200円
問い合せ申し込みは022-231-4228 青葉アートスクールまで。
お客様ぞれぞれが一枚一枚の絵にさまざまなものがたりを見てくれる….これこそわたしどもが至上の歓びを感じる瞬間です。
大晦日まであと一日という今日、仙台のアルティオ、そして神戸個展にいらしてくださった
「リフォームした室内に絵をかけましたよ」
と、その写真が届きました。イギリスの水彩画と抽象画をお求めくださっていたM様です。
年の瀬、絵描きとしてギャラリーアトリエとして最高の喜びをもらえました。
ありがとうございました^ – ^
思い返せば、2018年原爆ドーム取材広島。第九絵本で
2019年春の神戸個展と、西日本の皆様に強い縁をいた
奇しくも2020年の絵の仕事はじめは、1月5日から岡
私が倉敷の絵本屋さん入りするのは1月12日のワンデイ
その後は仙台開催の震災メモリアルイベントでの原画展も
そしてアルティオの時折お立ちよりくださるお客様からも、うれしい年末の便りが届きました。
店舗が正月休みに入った今も、カレンダーのご注文をお問い合わせいただいています。感謝です。
在庫僅少ですが、まだ十数部ございますので、年明け発送にはなりますがご希望の方はお問い合わせください。
詳細はトピックスへどうぞ
アトリエアルティオが誰かと誰かを繋いだり、水彩画が会話のきっかけになってくれると嬉しいです。
それも、すべて、アルティオを思い出してくれ、今読んで下さっているあなたがいるからです。心からあ
来年もどうぞよろしくお願いします。
「つづきの絵本屋」さんで『くすのきしげのりトークイベント』&『古山拓「海の見える丘」原画展』が2020年1月に開催されます。
店舗内ギャラリーにて、1月5日(日)~21日(火)まで原画展とコンセプトラフスケッチを展示。
ラフスケッチは産みの苦しみ?楽しさが鉛筆素描に現れていて、描き手の私が言うのもヘンなはなしですが、「一見の価値あり」だとおもいます。
また、文のくすのきさん、絵担当の古山、そして出版社 星の環会の池水さんの三人が一堂に会するトークイベントが以下の日程要項で開催されます。(満席となりました)
日 時 1月12日(日)14:00~
場 所 つづきの絵本屋
参加費 1,000円
定 員 30名(満席となりました) ※終了後、サイン会あり
「なんでお前は、あんな非道いやつのことをそんな風によく言うんだ?」
「確かにその通りかもしれない。だけど、彼への感謝を口にすることで、その時だけでも自分がいい人間になれる気がするんだ」
映画クリスマスキャロル/SCROOGEのワンシーンで、ケチの金貸しスクルージの甥は、主催しているクリスマスパーティの席上、挨拶する場面でそんな風なことを言います。(意訳してます)
毎年この映画をクリスマスイブに観るのですが、毎年、響くシーンや受け取るメッセージが違います。だから繰り返し観ます。今回射抜かれたのは、そのシーンでした。
ディケンズは、混沌と汚濁した世界から「美しさや真理」を掬いとって、その「うわずみ」を文学というかたちに表し、アルバートフィニィ監督はそれを映像に翻訳したと思います。
今日はクリスマス。「ちび絵祭り」が終わりました。寒い中、ご来場くださった全てのお客様に心から感謝しています。同時に皆様と会うことで分けてもらえた「うわずみ」を考える夜にしたいとおもいます。
ありがとうございました。
メリークリスマス!!
絵は、古山オリジナルの橇シリーズ2019版(6.5センチ×6.5センチ)の一台です。
日本には今、1741の市町村があります。旅好きではありますが、訪れた町は、その数字の百分の一程度でしょう。
そして、再訪する場所はさらに少なくなるのですが、逆に引っ張られる土地もまたあるものです。岡山県がそのひとつです。
岡山県美咲町にある華蔵寺ご住職と偶然あったのは、ハワイのホテルフロントでした。ご住職との出会いは必然としか思えない出来事でした。
それが震災を経て、ご住職とインドへ一緒に旅をしたり、岡山市でのインド旅個展に繋がったり、なにかが導いているとしか思えないほど、岡山には縁をいただいています。
先般、絵本「海の見える丘」(作・くすのきしげのり/星の環会)の絵をてがけました。
出版後、出版社星の環会の営業部長・池水さんから連絡がありました。
「古山さん、絵本の原画展の企画があります。協力してくれませんか?」
「もちろん喜んで!。で、場所は東京?本屋さんですか?」
「いえ、仙台から遠いんですが…場所は岡山県。倉敷の絵本専門店「つづきの絵本屋」さんです。」
「えっ!? 倉敷!?」
脳裏には1988年のことがよみがえっていました.
当時結婚したばかりのわたしたちが新婚旅行で訪れたのが、岡山県倉敷市だったのです。
私たちの人生の道標になった倉敷へのいざないです。
池水さんへの返事はもちろん「やりましょう」。
即答でした。
「つづきの絵本屋」さんでは、『くすのきしげのりトークイベント&古山拓『海の見える丘』原画展』が2020年1月に開催されます。
店舗内ギャラリーでは、1月5日(日)~21日(火)まで原画展とコンセプトラフスケッチを展示します。
ラフスケッチは産みの苦しみ?楽しさが鉛筆素描に現れていて、描き手の私が言うのもヘンなはなしですが、「一見の価値あり」だとおもいます。
また、文担当のくすのきさん。絵担当の古山、そして出版社 星の環会の池水さんの三人が一堂に会するトークイベントが以下の日程要項で開催されます。
日 時 1月12日(日)14:00~
場 所 つづきの絵本屋
参加費 1,000円
定 員 30名 (要予約・お申し込みは、つづきの絵本屋TEL&FAX(086)476-0415まで
※終了後、サイン会あり
場所や土地の持つ波長って、あるのです。
それが自分と合うか合わないか。そのフィーリングを察する感度をもっているかどうかで「人生」という旅は変わってくるように思えます。
1741の市町村の中でふたたび縁をもらった倉敷は、なにを見せてくれるのだろう?
倉敷という,私どもにとって特別な場所で、絵本を通してみなさまとお会いできる奇蹟を楽しみにしています。
古山拓のイラストレーションに感度が合った方は、イラストレーションギャラリーページへどうぞ。
いやいや、イラストじゃなく水彩画が見たい、というかたにオススメのギャラリーはこちらです。
クリスマスまでもうすぐです。
アルティオのクリスマスフェア、「ちび絵まつり」もおかげさまで折り返しをむかえました。
壁面のちび絵ラインナップも変わってきましたので、心機一転、新しい告知ビジュアルを作りました。
今回四回目のクリスマスフェアですが、お求めくださったお客様から、
「こんな風に飾ったよ!」
「事務所の入り口にかけたら好評です」
と、飾った嫁入り先の壁面写真入りでメッセージをいただいています。
それは今までに無かったほどです。
私たちにとって、嫁いだ先の様子を送ってくださるなんて、こんな嬉しいことはありません。
スペインの村の風景
サンタの橇
第二次大戦当時のBMW軍用オートバイ
バラの花
北海に面したイギリスの港町の風景
はてはうさぎや子年のちびちび絵まで
古山拓は描きたいものを描いています。
もちろん小さな絵だけではありません。
ご希望の方にはバックヤードから3号.4号.6号サイズの在庫をお出ししてお見せしています。
今日も3号水彩作品の嫁入り先が決まりました。
どうぞ、遠慮なく店長、あるいは作家の古山へお声掛けください。
お送りいただいた嫁ぎ先の写真を一部ご紹介いたします。
ありがとうございます!
ヨーロッパの旅を絵のモチーフにしている縁で、日仏協会アリアンスフランセーズに入会したのは今年の始めでした。
昨晩、協会主催のシャンパンナイトに行ってきました。
何種類かのシャンパン飲み比べを楽しみながら、フランス料理に舌鼓。
異文化を愛する人たちとの会話がまた絶品に美味でした。
数年前に南仏を中心に取材してきましたが、美食の町リヨンを思い出していました。
おいしい刺激をもらった今日のトップ絵は、リヨンの街角です。
「こんな橇にがあったらいいよな…」
そんなことを言いながら、毎年ちび絵まつりでタクは「サンタの橇」シリーズを描き続けています。
毎回5~6点新作を出しますが、うれしいことにすべて売り切れます。
今年も新型の橇をラインナップしました。
また、人気のちび絵に「扉シリーズ」があります。
ポルトガルや、フランス、イギリス、アイルランド…ヨーロッパの国々のドアは、個性にあふれています。
もちろん風景やお花のちび絵、動物達や、ちびサンタを描いた、ちびちび絵も。
そうそう、ちび絵じゃありませんが、新入荷したハンドクリームが、すごいのです。
テスターもありますからどうぞ、アルティオ店舗で試してみて下さいね。
年末クリスマスフェア🎄アルティオ🎄ちび絵まつり🎄
✨始まりました✨
小さくて、お小遣いで楽しめる世界に一枚の「ちび絵」
40点のスモールワールドがアルティオ壁面に。
キッチンの小さなスペースに、ワンルームの玄関に、リビングのちょっとしたスペースに。その小ささから可愛らしいアクセントになります。
贈り物やお家のインテリアとして飾っていただけたら嬉しいですヽ(*^ω^*)ノ
12/25日まで(会期中は月曜のみ定休♢12-18時オープン)
壁に、小さな絵をたくさん掛けてお待ちしております。
東京埼玉方面に出張でした。ギャラリーの下見やご挨拶、山種美術館での日本画鑑賞、絵を納めさせていただいているレストランへのご挨拶が目的でしたが、あわせてU2のライブに行ってきました。
U2の曲は深いメッセージがあることでも知られていますが、今回、アフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師へのメッセージがボーノから寄せられ、会場が追悼の光に包まれました。
表現者として生きていこうとする時、立場を明確にしなければならないときが多々あります。
「何でも描きます」とは常日頃言ってはいますが、画家やイラストレーターであってもそうでしょう。
様々なオーダーがありますので、中には主義や美学と相容れない依頼が入り、お断りするときもあります。
依る柱を持たない表現は、長く続かない。どこかでほころびるように思えます。
U2ライブの二時間半、「平原に立つ」と題して描いた一枚の絵をなぜか思い出していました。
今日の一枚はその絵です。