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x4160677 - Part 48

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「おはなしの部屋△」第九夜
〜発声変えると世界が変わる〜

昨夜のゲストは、ヴォイストレーナー&パフォーマーの荒井真澄さんでした。

「声」って不思議だ。
そんなことを今まで意識することもなく当たり前のように人と話をしていた。声のいい人綺麗な人が羨ましい、くらいにしか思っていなかった。

しかし昨夜、荒井さんのヴォイトレを体験したら、なんと!参加者全員が遠くに響く声、伝わる声に変わったのだ。

不思議でしょう??

「声」は身体のどこからでも出せるそうで(もちろん声が喉を通して発声されることには違いないが)荒井さんは、肩から腰から背中からと、体中から声を出せるのだ。そしてちゃんとそこから声が響いているのだから、凄い〜 

私達がそこまで到達するには、もちろんトレーニングが必要ですが、
ただ声を出すのではなく、伝えたい人、伝えたい方向に意識を向けるだけで、相手へのメッセージの伝わり方が変わってくることが、よくわかりました。

荒井さんはこう言います。

*「声」はその人そのものである*

〜体の深いところから溢れる「声」は、
確かな温度を持ち、想いをそのまま届ける、説得力のある「声」です。生まれた時、体全体を楽器として使ったように、ありのままの個性あふれる声、そんな声を誰でも持っているはずです。〜

第九夜も、参加者の皆さまと共に貴重な体験と時間を過ごさせていただきました。自分だけの個性ある楽器「声」を、これからもっと意識して発声していきたいと思います。
ゲストの荒井真澄さん、ご参加の皆さま
ありがとうございました!!

トップ絵は、タクが真澄さんのイメージから描き下ろし、謝礼としてお渡しした「アイルランドの妖精」です。

アルティオ 古山久美子

今日月曜は、アルティオギャラリー休業日です。午前中の外での用事を終わらせ、午後は「ちょっとだけ、額絵の入った梱包を整理してからイラストの制作」…の予定でした。
で、はじめたはいいけど、、、おわらない…..

「秋の個展の在庫梱包」×みっつ
「母校展示に貸し出した梱包」×みっつ
「おわったばかりの展示の梱包」×よっつ
「昨年の梱包」ふたつ
「水難で傷ついた額の梱包」×ふたつ=処分に困って、困ったまま。
「仕入れていた額の梱包」×みっつ
「水難から避難させてたグッズの梱包」×たくさん
「年末納品予定の梱包」いっこ
「恥ずかしくて出せない絵の梱包」かぞえたくない

とにかくですよ、やってもやっても整理が終わらない、、、。そうだ、自分は子供の頃から整理整頓が苦手で,親から怒られてばかりいたっけ。三つ子の魂百までって、こういうことを言うんだ。
整頓上手い人は、ぱぱぱっ♪と、あっというまにやっちゃうんだろうなあ。

結果、額の入った段ボールは十数個まで減らしたものの、すでに巣立った子供たちの部屋二つを完全占拠。
他の画家さんって、額の整理整頓、いったいどうしているのだろう???

二つの部屋に積みあげられた段ボールを見て、映画「レイダース失われたアーク」のエンディングを思い出していました。梱包山積みがはてしなく続くスミソニアン博物館の倉庫です。




絵本版「海の見える丘」くすのきしげのり・作/古山拓・絵/星の環会
「幸せ」とはなんだろう_誰が決めるものだろう?そんな問いにこたえる絵本のイラストを手がけました。
舞台は、いつか、どこかの世界。
「キャプテン」と呼ばれる一人の画家ととりまく人々が、「幸せ」の定義を問いかける絵本です。

絵本「海の見える丘」|イラストレーター古山拓|くすのきしげのり|星の環会

 

「ここから広瀬川を見下ろした対岸で、昔、伊達の時代、騎馬武者の練兵場だったらしいです。この場所は、騎馬武者達の動きを将軍達が見ていたところだと聞きました。」
中華の名店「KUROMORI」の新店舗が建つ場所からスケッチしているときに、シェフの黒森さんがそう教えてくれました。

広瀬川を源流から河口までスケッチしたことはありましたが、広瀬の流れがこんな風に見える場所があろうとは、思ってもいませんでした。
「KUROMORI」の常連さんからプレゼントのための水彩画をオーダーされ、外装が出来上がったばかりの現地に取材していたときのエピソードです。

私からも新店舗完成のお祝いに贈らせていただきましたが、そんな話を聞いていたので,思い当たる絵は「政宗騎馬像」以外にありえませんでした。

楽・食・健・美-KUROMORI-の新店舗オープンは11月19日。

素晴らしい景色を眺めながら味わう黒森洋司シェフの味は、このうえない極みの味に違いありません。もちろん私どもも伺ってみます。

楽・食・健・美-KUROMORI-さんのサイトは以下です。

https://kuromori.jimdo.com/

 

アルティオ教室展も折り返しとなりました。17日まで開催中です。

SNSを通じて、遠方の水彩画を習っている方々より、「教室展に展示している作品をwebで見たい」とのリクエストをいただきました。

今日のブログでは、アトリエアルティオ会場の様子と生徒さん12人の作品全点をアップします。

アルティオ教室は、1.お一人さまレッスン 2.2人一組レッスン 3.4人グループレッスンの3つのスタイルでやっています。すべて月一回/1時間半。それぞれが描いてきた作品にアドバイスをするスタイルのレッスンが主です。要望に応じて1時間半、わたしの水彩制作を見てもらう時もあります。アイデア=発想法を教えている方もいます。

生徒さんは、各々、「自由作品=4号」と「課題作品『私のお気に入り』=サムホール」の二点を出品しています。
どうぞ、ご覧ください。
 

最後までご覧いただきありがとうございました。
土曜日は12:00〜18:00
最終日の日曜は12:00〜17:00
となります。
皆様のお越しをお待ちしています。

 

札幌在住の絵本セラピスト、森景子さんが、ご自身の運営している絵本サイト「絵本の森」で「海の見える丘」を取り上げています。

森さんは、わざわざ仙台の私のアトリエギャラリー・アトリエアルティオにもいらして下さっています。

絵本画家として、ありがたい一文を頂戴しました。
ありがとうございます。
ぜひ「絵本の森」をご覧ください。

 

 

 

仙台青葉区西公園のそばにアトリエアルティオはあります。ちいさな空間です。
にも関わらず、うれしいことに十数人のかたがたが、マンツーマンや2人一組、4人一組で水彩画や絵を習いに通ってくれています。
11月13日水曜日から17日日曜日まで、そんな絵を学ぶ受講生の皆さんの展示をします。

それぞれ4号作品が一点、そして共通テーマで描いたサムホールサイズを一点もちよっての絵画展です。
サムホールテーマは「私のお気に入り・My dear…♡」
「何を描いてもいいから楽しく描いてね」という命題に、12人がとことん楽しみました。
ぜひ、足をお運びください。

『第3回アルティオ教室展【My dear…♡】』
会期/11月13日水曜日〜17日日曜日 12:00〜18:00(最終日は17時終了)
会場/古山拓絵画工房ギャラリー・アトリエアルティオ
住所/仙台市青葉区立町19-20-1F

(ちなみに講師のわたしのMy dear…♡作品は、大久野島で出合ったうさぎ、です。)

 

 

 

新潟新発田での桑原氏との二人展「それでも僕らはこの地に暮らすvol2」が無事終了しました。
仙台泉中央駅ビルでの八人展も同時に終了。
ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。ともに貴重な出会いや素晴らしい経験ができました。

新発田ギャラリー栞での搬出後、瀬波温泉に一泊。今日は、村上市、そして山形の小国を取材してきました。
それにしても奥羽山脈を挟んで日本海側=特に海沿いは、絵ごころがくすぐられる町が多いのが不思議です。北前船の富が町並みにも影響を与えているように思えます。トップの水彩画は山形温海付近の漁村。

はなしは変わって、取材の必須アイテム、道路地図のお話です。


写真左は、今まで使ってきた「東北10万分の一」道路地図。1998年版。かなり老兵です。20年  使いました。



しかし、道路も河川の様子もかなり変わってきたので、今回、取材を終え帰ってきて、ついに新しいマップを購入しました。
(これまでも数冊購入していますが、今ひとつ使い勝手が悪かったり縮尺が足りなかったりで、結局1998年版をずっと使っていました)

新しくして心配なのが、堅牢性です。
私の使い方はかなり荒っぽいのです。
1998年版の半分の厚さになった2019年版は,当然紙が薄くなっています。
新版は、はたして何年もってくれるのだろう?

現地スケッチ取材はもちろん便利なカーナビやグーグルマップも使いますが、「ここはよさそう」という「旅カン」はそれらでは働きません。紙の地図でないと、だめ。道路と川と、山あいの等高線、地図記号がトータルで「ここはいいぜ!」とカンに働きかけてきます。(たまにはずれもあるけれど。)

今、新しい東北テーマを考えています。手に入れたばかりのロードマップが、絵にインスピレーションを与えてくれるといいな。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

 

山梨県立文学館で、開館30周年記念企画展「宮沢賢治展 ようこそイーハトーブの世界へ」がひらかれています。(9月21日(土)~11月24日(日))

アルティオのイラストレーター古山拓が絵柄をてがけた宮沢賢治CDシリーズ5枚が、縁あって同展会場で取り扱われることになりました。山梨方面の宮沢賢治ファンのみなさま、ぜひ会場へ足を運んださいには、ミュージアムショップでお求めいただけるとうれしいです。

9日土曜、10日日曜は、新潟県新発田市で開催中の「ギャラリー栞〜それでも僕らはこの地に暮らすvol2展」に作家の古山拓が会場入りします。(展示出張のため仙台立町のアトリエアルティオは9日土曜日は臨時休業となります。)

ギャラリー栞でみなさまのお越しをお待ちしています。

ギャラリー栞・会場住所/新発田市真中1906 
最終日は16時終了です.

写真右は文学館とのご縁をくださった毎日新聞社のMさん。