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セントマイケルズマウント

個展3日目が終わりました。今日、嫁いで行った絵の中に、英国湖水地方を描いた一枚とアイルランドのアラン島への旅の印象を描いた一枚がありました。

「娘がイギリスにワーホリで行っているのです。娘が見ているだろう風景を家に飾りたいと思って、、、。」

展示中のイギリスの田舎の絵を何枚か選び、その中から二点お決めくださいました。
私にも子供が2人います。離れた地に暮らす子を想う親心が痛いほど伝わってきました。

嫁入りして行った絵は「緩やかな午後」と「アイルランドの田舎・アラン島の詩」でした。

そして夕方、岩手盛岡の個展にいらしてくださっている男性のお客様がサプライズ来訪。
素敵な女性がご一緒でした。
「今日は婚約者と一緒です。今日は婚約指輪を決めにきたんです。そして、新居に飾る絵も」
選ばれたのは「夕暮れ時のささやき」。ベネツィアの印象を描いた水彩画です。

誰かを思うときに水彩画が傍らにある暮らし…。絵描きという仕事をしていて、本当によかった、そう思いました。


明日は日曜日、折り返しです。
増税の関係で、嫁いだ作品はすべてお持ち帰りいただいています。この3日間で20点ほどの水彩画が入れ替わりました。ありがとうございました。
明日はあらためて気持ちを初日にもどして会場に入ります。
今日までいらしてくださったお客様にこころから感謝を込めまつつ、新たなお客様のご来場をお待ちしています。

「緩やかな午後」(透明水彩・紙/ウォーターフォードホワイト)

「アイルランドの田舎・アラン島の詩」(墨に透明水彩・紙/アルシュ)

「夕暮れ時のささやき」(透明水彩・紙・セザンヌ)

「前頭葉の仕組み」(虫明元・著/共立出版)の表紙イラストを描きました。

著者の虫明元先生は脳学者です。
前にも著作のイラストでご一緒させていただいたのが縁でご発注いただきました。

「固く捉えられがちな内容を、表紙のイラストで柔らかくしてほしい」との、イラストレーター冥利に尽きるご依頼でした。一人でも多くの方に表紙のイラストで、「ん??」となって、手に取ってほしいです。

「前頭葉の仕組み」は、10月29日発売予定です。

版元.comでのご紹介はこちらです。

 

藤崎個展がスタートしました。
本日初日、大勢の皆さんのご来場に心より感謝申し上げます。

実は今回、会期中に消費税がアップする(汗)事情で、嫁ぎ先が決まった絵はお持ち帰りいただくことなっています。
展示の作品はそんな事情で毎日少しずつですが入れ替えとなります、すみません。。。

既に会場でご覧いただけない、お持ち帰りとなった作品の一部をこちらで紹介します。

「a gate of heart」


「祈りの砦 ノートルダム大聖堂」

透明水彩画家古山拓が描くノートルダム大聖堂|絵の具・セヌリエ|水彩紙・セザンヌ|


「君に費やした時間」

      おかげさまで本当に良きご縁をいただきました。ありがとうございました。

明日も、会場でお待ちしています!

うさぎは描いてばかりのタクチャンに言いました。

「いつまでも座って描いていないで、早く森の向こうへいこう!。いいこと、たくさんあるよ。」

『クマのタクチャン』より

(アトリエアルティオのドアに貼られている絵です)

明日の藤崎個展搬入を控えて、今日は梱包やプロフィールシート制作など、会場設営のための裏方仕事に追われていました。
そして、個展直前の大事な仕事のひとつ、散髪。
友だちの美容師、ファッションスタジオサム・オーナー、サムから、薄めの頭にバリカンでびしっと気合い注入です。
私はズボラですが、そう見えて意外と験を担ぐタイプ。会場で使う配布用のプリントも枚数はラッキーナンバー。初日朝には神社にお参り。その直前儀式のはじまりが、散髪です。
「ばっさり短くいくよ!」のサムの言葉に、「いよいよ今年もきたか」と、気持ちが個展という臨戦態勢に入って行きます。
ここまで来たなら、あとは祈るのみ。

今日のトップ絵は最後に仕上がった透明水彩画。題名は「祈りの砦」
火災にあい、尖塔が崩れ落ちた、哀しみのパリ・ノートルダム大聖堂。私が取材したのは二年前の渡仏時でした。その姿を見上げて描いた6号作品です。荘厳かつ美しい教会でした。

明日水曜のアトリエアルティオは、会場への搬入のため午後4時でクローズとなります。
また、9/26〜10/2の会期中は店主も私も藤崎会場に入るため、臨時休業となります。ご了承くださいませ。
絵のオーダーやお問い合わせは、メールまたは、携帯までご連絡ください。

 

旅の水彩物語

 

藤崎個展、数日後の26日からはじまります。
今回のタイトルは「旅の水彩物語」です。
 
「ものがたり」という響きが子供の頃から好きでした。
 
荒唐無稽からシリアスコメディまで、なんでも詰め込める大好きな言葉です。
 
絵って、見てくれる人の数だけ、たっくさんのストーリーを生み出す、「ものがたりのはじまり」だと思っています。
 
それぞれの想像力で、一枚の絵からいろいろなストーリーを編み出してもらえると、最高に嬉しいです。
 
絵は「花旅籠:はなはたご」です。


旅の水彩物語

 

ニースからの手紙

「印刷会社プリンティングディレクターさんが力のすべてを注いでいます」
そんな手紙とともに、絵本版「海の見える丘」の色校正が届きました。
絵本版「海の見える丘」です。

児童文学作家のくすのきしげのりさんから五編の短編原稿「海の見える丘」を見せていただいたのが去年のこと。
文章のみの短編集は星の環会から「海の見える丘」として出版されました。
その後、五人のイラストレーターがその五編の一編ずつを担当するという同時進行型絵本プロジェクトとなり、編集者の和田千春さんと出会い、今回の絵本になりました。

私が担当するのは「海の見える丘」です。
10月21日刊行予定です。

くすのきさんの物語が、和田さんという総監督のもと、絵本という新しい世界になりました。

お楽しみに!

情報が記載された版元.comはこちらです。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784892945960






藤崎ウェブサイトで水彩画展予告がアップされました。

ビジュアルが大きくドン!で、ちょっとびっくり。
気持ちが引き締まります。

初日まであと5日。いつものごとく、ギリギリまで楽しくもがきましょう♪