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「アイルランドの田舎」墨に水彩・チョーク石

「古山さん、今年も個展で来年のカレンダーを並べるよね?」
「もちろんです。2020年版、制作すすめてますよ」
「ウチのギャラリーでは最速かもよ^_^楽しみにしてるね」
9月26日からはじまる個展の打ち合わせで、藤崎デパートの美術ギャラリーを訪ねたときのこと、担当のOさんとの会話です。

いつも藤崎個展でお目見えとなるオリジナルカレンダーですが、今年も26日からの店頭販売に向けて、怒濤の進行です。印刷会社の齋藤コロタイプさんが、今日、色校正をアルティオに持ってきてくれました。テーブルにぱっとひろげられた校正紙を見た瞬間出た言葉は、
「いい!」

デザインから齋藤コロタイプ印刷にさんおまかせしていますが、今年も素敵な色が出ていました。

いよいよ2020年という響きが聞こえてきました。毎月を水彩で彩る古山拓オリジナル卓上カレンダー、まもなく完成です。9/26〜10/2の藤崎個展で販売開始、もちろん通販もいたします。
今年もどうぞ、お楽しみに!


「青葉城址_伊達政宗像」 仙台風景 
ジクレー複製版画(オリジナルは水彩)
絵画サイズ15㎝×10㎝・エディションナンバー付き
◉額付き¥10,000(税別)

花旅籠/水彩

「胎児のはなし」という本を読みました。最相葉月×増崎英明共著です。
私がイラストを毎回担当している仕事に仙台文学館発行の「仙台文学館ニュース」、「私の一冊」があります。
今回は宮城出身の漫画家いがらしみきおさんの「一冊」が、その本でした。

可能な限りとりあげられた本を読むようにしています。
今回も命の誕生の不思議さに興味深く読ませていただきました。

仕事の仕込みが新しい世界をかいま見れるという、ありがたいイラストレーションです。
編集方針でイラストの刷り色は一色ですが、実は毎回カラー・透明水彩で描いています。
カラー版もここに紹介しておきます。

そんな文学の仕事の刷り上がりが手元に届いたと同時に、別件の文学関係の仕事の打診が入りました。教育研究機関からの打診でした。
ひとつひとつ仕事は単独ですが、やはり自分に声がかかる仕事は、ことばや物語をビジュアル表現する仕事が多いです。
やはりイラストレーションは「ことば」ありき、ですね。

 

 

 

仙台文学館ニュース「わたしの一冊」水彩イラスト

 

仙台・錦ヶ丘イメージイラスト・透明水彩・新街区誕生イメージ。
錦ヶ丘|コリーヌ|住宅イラスト|イメージイラスト|水彩イラスト|古山拓|仙台

「ホントだ、まだ、なにも建っていませんね」
「そうなんです。だから古山さんのイメージで、水彩ふわっとイラスト、おねがいします。」

仙台西部に「錦ヶ丘」という住宅地があります。新しい街区が誕生するにあたり、取材で訪れたときの会話です。

不動産関係の広告イラストは過去ずいぶん手がけてきましたが、CGやドローンの登場で、最近は静かでした。CGイラストでもドローン撮影でもカバーできない絵を描くのも,イラストレーターのスキルのひとつです。

ドローン撮影の資料写真はいただけますが、あくまでそれは参考資料でしかありません。イラストとして「どうみせるか?」
イラストレーターのスキルのひとつは、想像力なのです。

今日から錦ヶ丘では新街区の「まちびらき住宅祭」があります。
どうぞ、家族で楽しんでもらえると嬉しいです。

ありがたいことにビジュアル作家としても紹介していただきました。
イラストが使われている錦ヶ丘「星と虹のコリーヌ」の紹介サイトはこちらです。
https://www.nishiki-estate.co.jp/colline/

このたび宮沢賢治CDの新作がリリースされました。
「宮沢賢治・東京日和」です。
イラストとデザインを私が手がけました。賢治は上京のたびに、新しい音楽の洗礼を受けていたに違いありません。
その当時の東京の町を歩く賢治の後ろ姿をイラストレーションで描きました。
CDジャケットのサブタイトルにあるように「浅草オペラと無声映画時代の音楽、そしてジャズとの出会い」が新作のテーマです。
佐々木孝夫さんの書かれたライナーノーツは、賢治と洋楽の関係を知る上でも、必読ものです。
1部¥2400+消費税です。アトリエアルティオで取り扱っています。

通販ご希望の方はメールでお問い合わせください。
送料180円ご負担いただくかたちになりますが、レターパックでお送りします。
(お支払いは届いたあと、お振込でお願いしています)

 

ここ数年、宮沢賢治に関わるイラストの仕事が多いです。
岩手出身ということもあるのでしょうが、イラストレーターとして関わって思うのはあまりにも賢治は巨人すぎるということです。
一家言もつ賢治ファンの方々は非常に多いですので、あまり惑わされずに、自分のスタンスでやっています。

岩手出身仙台在住の音楽プロデューサー、佐々木孝夫さんがこれまで4枚の賢治にかかわるCDを発売してきましたが、このたび新作がリリースされました。
「宮沢賢治・東京日和」です。
イラストとデザインを私が手がけました。

賢治は上京のたびに、新しい音楽の洗礼を受けていたに違いありません。
その当時の東京の町を歩く賢治の後ろ姿をイラストレーションで描きました。

CDジャケットのサブタイトルにあるように「浅草オペラと無声映画時代の音楽、そしてジャズとの出会い」が新作のテーマです。
佐々木孝夫さんの書かれたライナーノーツは、賢治と洋楽の関係を知る上でも、必読ものです。
1部¥2400+消費税です。アトリエアルティオで取り扱っています。

通販ご希望の方はメールでお問い合わせください。
送料180円ご負担いただくかたちになりますが、レターパックでお送りします。
(お支払いは届いたあと、お振込でお願いしています)

秋の夜長、宮沢賢治が聴いたであろう音楽に耳を傾けるのも一興ではないでしょうか。