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石造りの村_tourrettes-sur-loup 南仏

仙台文学館ニュース「私の一冊」イラスト

ジョンシルバー、山下将軍、カリブの沈没船、インディジョーンズ、、、とこの辺りから想像するのはなんでしょう?そう、宝の山ですね。人間はどうも金銀財宝にくらむDNAを持っているようです。もちろんわたしもそう(笑) 私の場合、宝くじで三年連続一万円があたった栄光の20代を最後に、どうやら宝くじ運は使い果たしてしまったようです。

私の友人にイタコさんがいますが、その話をしたら「古山さん、その時生活が苦しかったでしょう?神様が助けてくれたのよ、もう今はその助けも必要ないからあたらないわね」,,,いいんだか悪いんだか、というわけで、ここ数年は宝くじ売り場には並んだことがありません。

話がずれました。宝の山の話でした。宝は金銀財宝というイメージが子供の頃から刷り込まれているからいけない。私が思う宝は、本。『え?本?なーんだ』とあざけるなかれ。 たとえ虚構世界であっても、人の生き方さえ変える、また気力を支える。本ほどの仮想資金源、宝の山はないと私は思っています。映画も似ているかな。 一冊数百円から千円ちょっとの本。ノンフィクションからフィクション、絵本、ジャンルは様々、これこそ仮想財宝といわずして何という(笑)

さて、そんな本にからんだ仕事をご紹介します。(と、ここからは営業^_^)

仙台文学館発行の「文学館ニュース」最新号刷り上がりが手元に届きました。「シリーズ私の一冊」の挿絵を毎回描かせていただいています。今回は俳人・高野ムツオさんの文章に挿絵を添えました。

「一冊の本が生き方を変える」ということを毎回寄稿される文章を読んでいると感じます。わたしは毎回取り上げられた本に目を通すことにしていますから、なおさらそれがわかります。やはり本は宝箱だ。

刷り上がりは一色で刷り上げられていますが、原版は水彩で着彩したイラストレーションです。なので、ここでカラー版もアップします。ご笑覧ください。

 

 

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■ トップ固定投稿 ■

先月アトリエに取材が入った、仙台CATVの番組【みんなのテレビ 仙ぶら~仙台、ひと、まちの中へ】がオンエアされています。 絵描きになる道は様々です。拓の場合は、、、。興味のある方、以下でネット視聴ができます。よろしかったらご覧ください。 【みんなのテレビ 仙ぶら~仙台、ひと、まちの中へ~『旅の途中 道を選ぶとき』

http://cat-vnet.tv/movie/senbura/201809.html

ツイッターはこちら。

2018/9/9

 

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先月、アトリエに取材が入りました。その仙台CATVの番組が公開されました。ネット視聴ができます。よろしかったらご覧ください。
【みんなのテレビ 仙ぶら~仙台、ひと、まちの中へ~『旅の途中 道を選ぶとき』】
 

 

作品の搬入が終わると、いつも天に任す気分になります。このとき大事なのはつぎつぎとやってくる不安感をどう封じ込めるかです。「お客さんは来るだろうか?」「反応はどうだろう?」「絵が売れなかったらどうしよう」などなど、じっとしていると、人間の思考はどうやらマイナス方向に向かうようです。

今回、わたしは現場での公開制作をしました。結果何が一番良かったか?といいますと、描いている間、マイナス思考がまったく働かない、ということでした。美のことしか考えていません。美なら悪いはずが無い。制作している間は妻がきちんと接客。お客さんとのコミュニケーションも自然に生まれ、意味のある公開制作となりました。

さて、今日から通常モードへ復帰します。

絵は、山形個展閉場数分後、嫁ぎ先が決まった絵「山あいへ」です。
グラフィックデザインを仕事にしている方がギリギリのご来場でお求めくださいました。デザインを広義にとらえ、様々なチャレンジなさっている方で、「まさに今の自分に必要な絵です」と決めてくださったのです。嬉しい幕引きでした。描いた場所は、南フランスのトゥレットシュルルーです。

仙台・藤崎デパートの友の会会報誌が届きました。
で、美術ギャラリースケジュールを見て椅子から落っこちそうになりました。毎週、友人&知人&大先輩作家がずらりラインナップ。仙台藤崎に、 芸術の秋が押し寄せます。
 
9/6〜渡辺雄二先生(木人形)
9/13〜高橋勉先生(絵)
9/27〜関根昭太郎先生(磁器)&不肖ワタクシ(絵)
10/11〜鍋田尚男先生(ガラス)&村上かつみ先生(絵)
10/18〜佐藤武夫先生(漆器)
10/25〜岩井純先生(陶芸)&小野寺純一先生(絵)
 
上記の先生方は、普段「先生」ではなく「さん」付けで呼ばせていただいている超ステキ&ラブな方々ばかりです。なので「先生」コード紹介はなんだか照れますね(すみません=汗)。
ちなみに私と同じ会期の磁器作家・関根昭太郎さんは、過去も二度一緒の会期で併催しています。なので気心が知れていて、ほっ。よろしくお願いします。
 
今、開催中の山形大沼デパートでの個展も、明日4日が最終日です。おかげさまでいい出会いをいただけています。朝イチで会場に入ります。クローズは午後4時です。
会場でみなさまのお越しをおまちしています。

九月のはじまりです。和名、長月。いい響きです。

皆様は長月に何にチャレンジするのでしょう?わたしの長月は、今開催中の山形大沼個展とともにはじまりました。今日も山形入りです。同時に9月27日からスタートする藤崎個展の制作と、カレンダー制作が三本。某クライアントさんからの年末へ向けての仕事やレギュラーのお仕事と、和名とは真逆のもっとも短いひと月になりそうです。

絵柄は、私の2018オリジナルカレンダー2タイプから、トップ絵に水彩画【tourist】(ヨークシャー・イングランド)、もう一枚の水彩画は【鷲たち遥かに海】。フランス・コートダジュールに旅したときの風景画、トゥレットシュルルーという鷲の巣村です。

素敵な九月になりますように!!

 

 

 

山形個展初日、最初に嫁いだ絵は宮沢賢治をテーマにした作品でした。お客様は大沼デパートに偶然いらした方。いつも思うのですが、絵の嫁ぎ方にはなにか見えざる力のようなものを感じます。偶然とは違うような、なにか。いつもギャラリーにあるのは不思議感。ちょっと考え過ぎかな???

遠方のお客様で、お持ち帰りをご希望となりましたので、もうその絵は会場で見られません。すでにお客様の家の壁にかけられたのかな?巣立った自分の子供のようで、やっぱり気になるものです。

今回の個展では、宮沢賢治CDの山形初お披露目ということもあり、賢治作品も数点展示しています。

今日もいい出会いを楽しみに、午後イチから会場に入ります。ありがとうございます。

仙台立町のアトリエアルティオは今日木曜と明日金曜は妻がオープンさせています。なにかのついで、こちらもお立ち寄りくださいね。(土日は妻共々山形会場へ入るため臨時休業となります)

大沼個展、会期は9月4日までです。

 

 

ぎりぎり綱渡りスケジュールはよくあるものですが、納期が決まっている場合、間に合わなかったことはあまりありません、たぶん、憶えている限りでは(笑)。

山形個展でお披露目となる水彩ポストカードも、今日、ぎりぎりで手元に納品されました。

もともと昨日納品予定だったのですが、天気の関係もあったのでしょう。今日にずれ込みました。山形へ送り出す梱包を、運送屋さんが取りに来る、わずか1時間前のことでした。冷や汗。

会期になんとか間に合った限定絵はがき5枚セットです(笑)。お便りにぜひ使ってほしいと思います。

明日、28日は、山形大沼で個展の展示搬入です。

百貨店の展示搬入は、2時間で仕上げなければなりません。50点ほどの水彩画を妻と2人で展示します。私どもの展示は結構手早いほうです(細かいところは気にしない=笑)個展をはじめたころは、配列をきちんと決めて搬入に臨みましたが、最近は雰囲気で決めます。意外と時間が無いとそれなりに落ち着くのが不思議です。一息ついたら妻の実家に宿泊。29日の初日を山形で気持ちよく迎えたいと思います。

みなさまのお越しをおまちしています。

「古山拓水彩画展」8/29(水)〜9/4(火)
会場/大沼山形本店・山形市七日町1-2-30(地図・駐車場案内は最下部に掲載しています)
以下は作家古山の会場入り予定です。
終日在廊予定(10:30〜18:30)
8月29日(水)・9月1日(土)・9月2日(日)・9月4日(最終日火曜)
午後在廊予定(13:3〜18:30)
8月30日(木)・31日(金)・9月3日(月)
会期中山形在廊のため、仙台立町のギャラリー・アトリエアルティオは、もうしわけございませんが不定休とさせていただきます。
絵は会場で展示します水彩画から「坂を降りると海が見えた」英国ヨークシャーの海辺の絵です。