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岩手日報で宮沢賢治CD「ジャズ夏のはなしです」が紹介されました。
イラストデザインを手がけた岩手生まれのわたしとしても、とてもうれしいことでした。
取扱いは、岩手花巻の宮沢賢治イーハトーブ館と、林風舎,盛岡のもりおか啄木賢治青春館、そして仙台のライブハウス「ジャズミーブルースノラ」のみ。
仙台、岩手でしか手に入らない宮沢賢治ファン必携アイテムです。
東京から、イラストレーターの山本重也さんがアトリエギャラリー・アルティオに来訪くださいました♩
キャリアも画力もセンスも,おまけにお人柄も超すばらしいイラストレーターさんです。
山本重也さんのフェイスブックページはこちら
夕刻、ギャラリーを閉めようかとおもっていたところへ、「こんにちは〜〜!!!」
サプライズ登場にびっくり仰天。
実は銀座個展にいらしてくださっていたのですが、私の入院でお会いすることはできず、会っていたのは銀座会場に詰めていた私の妻。「こんな素敵な方がいらしたのよ」とお話は聞いていたのでした。
一時間ほどあれやこれや雑談。とても濃い時間があっという間で、楽しい時間でした。
路面にアトリエギャラリーを構えて2年半、こんなサプライズがときどきあります。
私の制作スペースは、自宅の12帖と、アルティオ内の一坪もないスペースの二カ所です。
アルティオをオープンする前は、制作も打ち合わせも自宅アトリエでしたが、ギャラリーを開設してからは、そちらにお客様がいらしてくださいます。
絵やイラストの制作は、いくつかの絵が同時進行しますので、もっとも忙しいときは、自宅の12帖は足の踏み場もなくなります。いままではその仕事をかきわけて打ち合わせをしていましたが、今はその惨状をみせずにすむのでほっとしています。
自宅と仙台青葉区立町にあるギャラリー店舗は車で10分ちょっと。10号くらいまでの水彩画なら描けるアトリエにもなっているので、タイミングが良ければ制作途中を直にみられます。ときにはお客様の来訪にあわせて二往復するときも。
店は妻が店主として切り盛りしています。小さい空間ですが「居心地がいいね」といわれることがよくあります。その言葉ほどうれしいことはありません。
今日は母校東北学院のお客様が見えました。おかげさまでアトリエ・アルティオは、同窓会報3L通信でも取り上げていただいています。よかったらぜひごらんください。
http://www.tohoku-gakuin.jp/about/publications/data/lux_vol20.pdf
13ページ目に掲載されました。
2017/10/12〜10/18
開催場所:藤崎本館6F美術ギャラリー(仙台)Fujisaki, Sendai, Miyagi
■ 2017年8月21日投稿 個展案内 ■
古山拓水彩展~フランスの旅~
会場/藤崎本館6階美術ギャラリー
〒980-8652 仙台市青葉区一番町三丁目2番17号
会期/10月12(木)〜10月18日(水)10:00〜19:00(最終日は16:30閉場)
フランスの光。それは印象派の時代から多くの画家を魅了してきました。
この春、そんな空気と光をたずね、南部を中心に現地に旅をしてきました。
コートダジュール地方の山あいの小さな村々をはじめ、中部、そしてパリ。
水彩画による心地よい光をお楽しみいただければ幸いです。
ご来場をおまちしています。
愛すべき旅先の地でまた悲しきテロがおこりました。スペインバルセロナのランブラス通りに家族とともに旅したのは2005年ころでした。
この春旅したフランスでも、シャンゼリゼを歩いた五時間後に,その場所で銃撃テロがありました。
若い頃、荷物を背中に背負って旅したヨーロッパは、当時なりの旅の危険がいろいろありました。イギリスではテレビをつけるとアイルランドで爆破事件の現場の様子が流れていた時代でした。
昨今、ヨーロッパはテロで危険だ、という声を廻りでよく聞きます。たしかにそうかもしれません。でも、本来「旅は危険が伴う」もの。それぞれの時代で時代なりの危険がありました。それを忘れてはならないと思います。
事件が起こっても、やはりヨーロッパの歴史の重みは、旅人をひきつけるでしょう。私も間違いなくまた行きます。
10月の藤崎美術ギャラリー個展(10/12〜18)まであと50日ちょっと。春に旅してきたフランスの絵が中心になりますが、何百年と歴史を重ねた町や村のたたずまいは、「だいじょうぶ。混乱した時代でも、静かに変わらないものも間違いなくあるんだよ」といっているように思えてなりません。
テロでなくなった方へ追悼の意を表してランブラス通りの絵をアップします。
「時の交差点-La Rambla」
夏休みはじっとり雨でおわりました。盛岡に同窓会に出席で帰省し、東京で働く娘と、同じく東京で大学に通う息子を迎え、締めくくりは妻の実家山形でお墓参り。ザがつくほど定番のお盆休みでした。
休みとはいえ、毎日短い時間ながら仕事にからんだあれやこれやはやっていました。自営絵描きはそんなものです。今日から本格的に復帰です。
今日の最初の仕事は、教材絵本の下絵でした。ラフ画制作は、鉛筆の走りを復帰させるのにもってこいです。楽器と一緒で休むと筆の走りが減速しているのがわかるのです。なので、リハビリ兼ねてのラフでもあります。
画像は、同じ発注元のグレープシティさんからの依頼で以前描いた英語教材の絵本、その一ページです。線描きは手描き。著彩はpainterです。
世間が夏休みモードに入った8/12日、盛岡に高校の同窓会で出席してきました。
宴会場に向かう途中に岩手日報社がありました。ご存知の通り、新聞社の本社前面にはおおかた掲示板があり、その日の新聞紙面がはり出されています。
岩手日報の今連載中の小説が「柳は萌ゆる」(平谷美樹・作)。いままでも幕末歴史時代小説ですが、その挿絵=イラストレーションを毎日担当しています。もちろん毎日の掲載が楽しみですが、仙台に仕事場がある私の手元には、届くのが翌日です。
今回のようにリアルタイムの当日に、紙面をみたのははじめてでした。それも本社屋掲示板。それはうれしく、まじまじと見ながら宴会場へ向かいました。
ここのところの連載イラストから何枚かピックアップして紹介します。
世良修蔵=自分のイメージで描いています。
時代物のみならず、イラストは考証が大変です。資料をひもときながらの仕事となっています。