2018-06-05
共生福祉会福島美術館・協賛展示のご案内です。
会場は、仙台土樋にある共生福祉会福島美術館。収蔵品の内容は以下、ホームページから抜粋します。
「近世・近代の絵画と書跡、工芸、彫刻、歴史史料と、多岐にわたります。コレクションの場合は、その質の良し悪しが問題になるのですが、62万石大名の伊達家の遺品を核にして3代に渡る福島家の審美眼を経た福島美術館のコレクションは、どこにもひけを取らないものと云えるでしょう。」
そんな美術館ですが、残念なことに今年を持って閉館することになったとのことです。貴重な収蔵品の数々を見るなら、文字通り「今」しかありません。
会期は6/12(火)から6/30(土)まで、『花鳥風月〜美術の中の自然』と題した収蔵品展への協賛展示として、一階会議室で私の水彩画を協賛展示いたします。
学芸員さんから「花鳥風月共通テーマで展示してもらえませんか…?」との打診を受けた私の傍らにあったのが、私が担当した仙台藤崎デパートの今年のカレンダーの原画。それが偶然東北の花鳥風月をテーマにした絵達だったので快諾。今日搬入してきました。タイトルは「みちのくの花鳥風月」
11点のカレンダーに使われた水彩画と、テーマに合った2点の水彩画を展示します。場所以下となります。
〒984-0065 仙台市若林区土樋288-2 社会福祉法人共生福祉会 福島美術館 一階会議室(ギャラリー壁面ではありませんので、ご了承ください)
開館時間9:00〜16:30
日月休み
入館料一般400円 学生70歳以上は300円 高校生以下・障がい者の方は無料
詳細は美術館ホームページをご覧ください。↓
http://www.fukushima-museum.jp
しかし、、、収蔵品は伊達62万石の美の遺産です。 文化を育てるのは難しく、消すのはいともたやすい。今の仙台に、創業者福島氏のような、実業家であって、一幅の絵に織り込まれた目に見えない息づかいを感じるような,大きな器の人間はいないものだろうか。。。時代なのかな.否、そうは思いたくないよ。
最後に。今週土曜日、誰もいない館内廊下の壁にウォール・ドローイングをしてきます。要はでっかい落書きだね。ふすま二枚分くらいの壁面。今日、学芸員さんからお願いされました。
何を描こうか、、、近々取り壊される壁面だ、切ないけれど思いっ切りドローイングを壁にぶつけるしかないですね。描いたドローイングは会期中、もちろん閲覧可能、です。