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「おはなしの部屋△」〜おいしいテーブル〜レポート

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「おはなしの部屋△」〜おいしいテーブル〜レポート
アトリエアルティオ「おはなしの部屋△」第八夜〜おいしいテーブル〜
 
昨夜のゲストは〈ブリティッシュガーデン〉主宰の井上典子さんでした。
 
井上さんは、紅茶、中国茶、テーブルコーディネートがご専門ということもあり、今回は△部屋特別版として、豪華に紅茶とホームメイドのお菓子🇬🇧を味わいながら、奥の深いお茶の世界のおはなしを楽しませていただきました。
手作りのお菓子は
・ウェルシュケーキ
・オートミールビスケット
・プラムケーキ
英国の家庭でお母さんが作る、素朴で優しいお菓子です。皆さんで美味しくいただきました💕
 
🇬🇧🇯🇵
井上さん曰く「この二つの国は、年中、お茶お茶言ってますよね♪」
 
いつも何かある度、人が集まる度に、真っ先に「お茶にしよう」となるのは、世界広しと言えど🇬🇧🇯🇵くらいでしょう。
数えてみると、だいたい8回くらいはどちらの国もお茶を飲んでいることになるそうで、英国に至っては、有名な午後のお茶afternoon teaだけでなく、朝の目覚めのearly morning teaに始まり、夜ベッドサイドでのnightcap teaと全部、お茶時間に名前があるのも驚きでした。
 
8回あっても、その時間毎の違う楽しみ方があり、
友人やご近所さんとのお茶、
学校から帰ってきた子供達と楽しむお茶、
自分のためのお茶、等々。
 
昨今の社会状況を省みると、毎日お茶飲んで、皆んなと会話していたら痛ましい事件も少しはなくなるんじゃないかな、と思います。それだけ心の栄養となる豊かな時間かと感じました。
そういう意味でも、改めて、お茶の文化があることが素晴らしいことですね。
 
さらに英国のお茶へのこだわりとして象徴的なのが、
〈紅茶が先か?ミルクが先か?〉という論争です。かつては法律でも定められていたことがあったそうですが、現在も陶器の違いや科学的根拠等、様々な理由で意見が分かれ、論争は続く^ ^らしいです。
 
さらにお茶は英国文学にも、、
お茶の様子や様々なお菓子が登場し、例えば「特別な日の桃色のお菓子」など、ネーミングも意味ありげですね。
 
今年11/1に20周年を迎えるという井上さんのブリティッシュガーデン☕️
おめでとうございます!!
 
その日は日本人が外国(ロシア)で初めて茶会に招かれた日なんだそうです。そんな紅茶の日が創立とは、いかにも典子さんらしくて、個人的に彼女のそういうところが私は大好きなんです。
 
長文お読みくださりありがとうございます。
第八夜はアルティオ漏水により、井上さんの素晴らしいお部屋をお借りして開催できましたこと、改めて御礼申し上げます。
ご参加の皆さまと共に、この度も豊かな時間をありがとうございました。
(アルティオ店長古山久美子)
今回の絵は井上さんのヨーロッパ遊学時代、頑張っていた20代の頃のお話を聞き感動し、その時の様子を絵にしました。
皆さんに一つづつのマイポットで贅沢なお茶時間でした。
奥ープラムケーキ、左ーオートミールビスケット、手前ーウェルシュケーキ♪お茶もお菓子もたっぷりいただきまし