2019-09-13
ここ数年、宮沢賢治に関わるイラストの仕事が多いです。
岩手出身ということもあるのでしょうが、イラストレーターとして関わって思うのはあまりにも賢治は巨人すぎるということです。
一家言もつ賢治ファンの方々は非常に多いですので、あまり惑わされずに、自分のスタンスでやっています。
岩手出身仙台在住の音楽プロデューサー、佐々木孝夫さんがこれまで4枚の賢治にかかわるCDを発売してきましたが、このたび新作がリリースされました。
「宮沢賢治・東京日和」です。
イラストとデザインを私が手がけました。
賢治は上京のたびに、新しい音楽の洗礼を受けていたに違いありません。
その当時の東京の町を歩く賢治の後ろ姿をイラストレーションで描きました。
CDジャケットのサブタイトルにあるように「浅草オペラと無声映画時代の音楽、そしてジャズとの出会い」が新作のテーマです。
佐々木孝夫さんの書かれたライナーノーツは、賢治と洋楽の関係を知る上でも、必読ものです。
1部¥2400+消費税です。アトリエアルティオで取り扱っています。
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秋の夜長、宮沢賢治が聴いたであろう音楽に耳を傾けるのも一興ではないでしょうか。