2019-11-21
「おはなしの部屋△」第九夜
〜発声変えると世界が変わる〜
昨夜のゲストは、ヴォイストレーナー&パフォーマーの荒井真澄さんでした。
「声」って不思議だ。
そんなことを今まで意識することもなく当たり前のように人と話をしていた。声のいい人綺麗な人が羨ましい、くらいにしか思っていなかった。
しかし昨夜、荒井さんのヴォイトレを体験したら、なんと!参加者全員が遠くに響く声、伝わる声に変わったのだ。
不思議でしょう??
「声」は身体のどこからでも出せるそうで(もちろん声が喉を通して発声されることには違いないが)荒井さんは、肩から腰から背中からと、体中から声を出せるのだ。そしてちゃんとそこから声が響いているのだから、凄い〜
私達がそこまで到達するには、もちろんトレーニングが必要ですが、
ただ声を出すのではなく、伝えたい人、伝えたい方向に意識を向けるだけで、相手へのメッセージの伝わり方が変わってくることが、よくわかりました。
荒井さんはこう言います。
*「声」はその人そのものである*
〜体の深いところから溢れる「声」は、
確かな温度を持ち、想いをそのまま届ける、説得力のある「声」です。生まれた時、体全体を楽器として使ったように、ありのままの個性あふれる声、そんな声を誰でも持っているはずです。〜
第九夜も、参加者の皆さまと共に貴重な体験と時間を過ごさせていただきました。自分だけの個性ある楽器「声」を、これからもっと意識して発声していきたいと思います。
ゲストの荒井真澄さん、ご参加の皆さま
ありがとうございました!!
トップ絵は、タクが真澄さんのイメージから描き下ろし、謝礼としてお渡しした「アイルランドの妖精」です。
アルティオ 古山久美子