2020-01-28
サー・アーネスト・シャクルトン。
この名前にアンテナが立った方は、間違いなく私たちとウィスキー傾けながら一晩語り明かせます。
私たちの敬愛するイギリスの探検家です。
1911年、シャクルトン卿率いる南極探検隊は、帆船「エンデュランス号」が流氷により閉じ込められ難破。隊員達全員が小さな手漕ぎボートで脱出、奇蹟の生還を果たします。
数冊の本が邦訳出版されていますが、その生還への過程は空前にして絶後。
百年以上前の南極での遭難です。その寒さ、極限状況を想像してみて下さい。シャクルトン本は、人間の強さ、そして限界とはなんだろう?という問いをくれます。
2007年。新聞で「シャクルトン隊のキャンプ跡から氷付けになったスコッチウィスキーが発見された」というベタ記事を見つけました。
「いずれ英国のウィスキーメーカーがその酒を再現する…」ともありました。
私はスコッチウィスキーに目がありません。
「そんなシャクルトンの酒ができたら飲んでみたいものだなあ」そう思っていました。
そして…先日…
ついにそのボトルを入手しました♪
(写真:シャクルトンウィスキー・化粧箱、そして愛読書の一冊「そして奇跡は起こった!」)
ここで、アトリエアルティオ5周年謝恩企画です。
本日のブログ掲載の水彩画はシャクルトン隊が乗船していた 帆船「エンデュアランス号」。私が2018年のアルティオ自主企画、「海画展」のために描き下ろした作品です。(トップ絵は背景を加工しています。実際は記事末尾掲載の横長サイズ)
絵画サイズは32センチ×15センチ。価格は56,000円。(額・税込み送料込み=額に入ると一回り大きいサイズになります)
おかげさまで嫁ぎ先が決まりました=1月31日正午までに「エンデュランス号」をご注文くださった方には、入手した「シャクルトン」ウィスキーをプレゼント♪いたします。絵はもちろん一枚しかありません。なので文字通りの「先着おひとり様限定」です。=おかげさまで嫁ぎ先が決まりました
いつもならここで、「心からご注文お待ちしています」、、、、と書きたいところですが、今回は非常に微妙な気持ち。
想像してみてください。「エンデュアランス号」の水彩画を壁にたてかけ、テーブルではシャクルトンウィスキーをタンブラーに注ぐ。そしてシャクルトン本を再び読む。…こんなロマンティックな夜は無いですから…。
お嫁にもらって下さることになったN様に心より感謝申し上げます。