2020-11-05
ミクロネシア・トラック諸島。その環礁の中に直径30メートルほどの小島があります。ジープ島というその島を有名にしたのが、世界中をダイビングしてきた吉田宏司さんです。テレビの絶景番組で第一位になる島でもあります。テレビ番組を通じてご存知の方も多いのでは?
私は、私の絵の理解者でもある仙台青葉クリニックの院長先生の誘いで、実は2011年にその島を訪れています。そして数ヶ月前、院長先生から一本の連絡が。
「タクちゃん、今、吉田さんとあっているんだが、タクちゃんの仕事を一本作った(笑)だから吉田さんに会いに行って!場所は吉田さんの故郷、上越妙高。」
吉田さんとはジープ島への旅以降も何度か日本で会っていましたので、すぐに連絡を入れました。
聞くと上越妙高で吉田自然塾を開塾しているとのこと。まずは上越妙高に来て欲しいんだ、、、そんな流れで二泊三日で現地に行ってきました。
私にとって、実は初めての上越妙高でしたが、自然塾のメンバーの皆さんとお会いしたり、吉田さん直々に徹底ガイドしていただいたり、目の回るような三日間でした。
仕事は、あれこれありすぎて一言では言い表せず、いろいろな形で吉田自然塾に関わっていくことになりそうな気配です。
+++
今までいくつもの旅を重ねてきましたが、一つ言えることがあります。
「何で自分はここにいるんだろう?」という感覚が、旅先で舞い降りる時があります。ジープ島でもそうでした。
そんな感覚が降ってきた旅は、5年や10年という長いスパンを置いたのち、不思議と次につながっていくのです。
今回吉田さんと過ごした二泊三日。ジープの蒼い空は上越妙高、そしてかの地で出会った方々に繋がっていたのか….そしてどこまでも広がっていくんだな、きっと、、、そんな思いを抱きながら仙台に帰ってきました。
水彩画は、ジープ島滞在をモチーフにした3枚です。
[rest in a life]
[楽園のかたち]
[南の果て]