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仙台と神戸

仙台と神戸

10年目の3.11があと数日でやってきます。

9日からの晩翠画廊開催の個展「海のFuga [風画]3.11への手紙」の準備は梱包がすみ、あとは搬入するのみです。

実はこの個展制作と同時進行で「神戸個展・旅の空は遥か色」の制作が進んでいます。神戸は2回目。

なぜに神戸か?

実は3.11が絡んでいます。

10年前の震災のとき、流れで個展をしていたギャラリーに神戸からきたボランティアの方が立ち寄り、絵を求めてくれたのでした。「絵を買うのも支援だから」と言ってくれた神戸の人がいたのです。

神戸で個展をいつか必ず。そう決めて初めて神戸開催したのは2年前でした。

やりたいことがあっても、すぐにできるわけではない。8年経って叶うこともある。あきらめずに日々を成すと道は突然ひらけるように思います。

絵はイギリスヨークシャー、ウィットビーの港。絵の向こうに広がる海原と道は、同じなんだ、きっと。