2025-01-24
水彩画のある部屋展・戦ってる人が選んだ絵
東京の聖路加第一画廊での展示もあと一日。土曜日で幕引きです。
トップの絵は、昨年旅したチェコ、プラハで出会った風景です。
水彩で描いた縦長作品でタイトルは「プラハの扉#226」。(緑バックは別に描いた水彩素材を画像処理で敷いてブログ用に加工しています。)
今日はこの絵がギャラリーで出会ったお客様のエピソードを紹介します。
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会場に、月に一度、通院されているというお客様が見えました。
明るく笑顔の素敵な方でしたが、まさかそんな思いを抱えていらしたとは…
絵をみることで、少しでも安らいでくださったら…こんな嬉しいことはありません。
絵は画家にとって分身のような存在です。
手を離れた分身が一人歩きして誰かの役に立っているとしたら、画家冥利に尽きるというものです。
絵は、ある人にとっては新しい明日への「扉」であり、ある人にとっては、想いを羽ばたかせる、「窓」でもあると思います。
明日は最終日です。朝10時から夕方4時までやっています。
会場で、新しい窓や扉に、ぜひ会いにきてください。
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都合により作家のタクは不在となります。作家不在で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
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会期:2025年1月20日(日曜)〜25日(土曜)
午前9時〜午後5時(最終土曜日は午前10時〜午後4時)
会場:聖路加 第一画廊 (聖路加国際病院本館内 1階)