#ヨーロッパの石鹸
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【アルティオと石鹸】 店主 クミコのブログ
私達が、初めて訪れた外国はイギリスだった。
どうしてイギリスだったか?それはまた別の話として。。
今だに強烈に残っている記憶がある。
それは香りの記憶。
現在、イングランドの国際空港と言えばヒースロー空港だが、30年前当時、私達は大韓航空で、ヒースローよりも南に位置するガトウィック空港に降り立った。
そして空港内に入るやいなや、
「あっ♪いい香りがする~!」
と、二人で顔を見合わせたのだった。
空港で、たまたまいい香りがしたと思っていたのだが、それは、旅で移動する度に泊まるB&B(bed & breakfast日本の民宿のようなところ)でもそうだった。
どこの宿に泊まってもいい香りがするのだ。
今思えば、そのおかげで私達は旅の疲れから解放され、毎日癒されていたように思う。
そして、旅も終わりに近づいてきた頃、私は何気なく石鹸を数個購入した。
その時は、石鹸の匂いよりも美しいパッケージに惹かれて手に取ったのだったが、旅から戻り、家で荷物を解くと、はたして、あの、イギリスで嗅いだいい香りが、パーッと家中に広がった。
石鹸だ!まさしくあの香り!!
あの日以来、私達は、無意識の内にこの香りを求めてきたような気がする。
***
アルティオをオープンした後、絵(アルティオは古山拓の絵のギャラリーショップ)の他に何か+αを考えた時、迷わず石鹸と決めたのも、こんな経緯があるからなのです。
*今日の石鹸*
⭐︎イングリッシュソープカンパニー/キューガーデンシリーズソープ(@1,400円+税)
1759年に宮殿の庭園として始まったイギリスの王立植物園であるキューガーデンの植物学者たちが手描きした絵を使った、なんとも贅沢なパッケージに包まれた石鹸たちです。
いい香りとたっぷりな泡立ちに心も体も癒されることでしょう。
庭園の保存と研究のために売り上げの10%が寄付されています。