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日本橋Art.jpさんとのコラボレーション企画がスタートしました。
ウェブとリアルの二つの会場で作品を楽しんでもらおうという共同企画です。
その「古山拓展・水彩で旅するヨーロッパ」のウェブ展覧会が、先行公開されました。
リアル会場となるアトリエアルティオでは1/22からの展示となります。
以下にアクセスしてウェブ展覧会をお楽しみいただければ幸いです。
https://nihonbashiart.jp/news/2019/01/post-19.html
また、日本橋Art.jpさんがプレスリリースを打ってくださいました。
以下ご紹介します。
+ + +
~日本橋Art.jp×アトリエアルティオ~古山拓展【水彩で旅するヨーロッパ】
日本橋Art.jp
当展覧会では日本全国の画廊や画家を集めた総合情報サイト日本橋Art.jpの web展覧会との共催にて、インターネット上でも作品の閲覧、購入が可能になり、遠方で足を運べない、仕事でギャラリーに行く時間がないとこれまで不満を 持っていたコレクターもネット上から展覧会に参加できるようになりました。
~日本橋Art.jp×アトリエアルティオ~古山拓展【水彩で旅するヨーロッパ】
宮城県仙台市のアトリエアルティオにて、1月22日より「古山拓展【水彩で旅するヨーロッパ】」がスタートします。学生時代ヨーロッパ古代史を専攻した水彩画家古山拓が、独自の目線で描くヨーロッパの街並みは根強いファンがることで知られています。
今回は実店舗だけではなく、日本全国の画廊や画家を集めた総合情報サイト日本橋Art.jpのweb展覧会にて、インターネット上でも作品の閲覧、 購入が可能になり、遠方で足を運べない、仕事でギャラリーに行く時間がないとこれまで不満を持っていたコレクターもネット上から展覧会に参加できるように なりました。
さらにweb展覧会では実店舗の展覧会に先駆けて、1月18日からプレオープンとして作品を公開、購入も可能に!
東北で活躍する画家古山拓の作品をいち早くご覧になりたい方は、日本橋Art.jpのweb展覧会をご覧ください。
■古山拓展web展覧会はこちら
https://nihonbashiart.jp/exhibition/2019/01/post-1.html
■アトリエアルティオ実店舗展覧会
会期 2019/1/22(火)~2/16(土)午前11時~午後6時
(会期中は月曜のみ休業となります)
住所:〒980-0822 宮城県仙台市青葉区立町19-20 パークサイドコーポ1階
電話番号:022-797-8389
アトリエアルティオ紹介ページ
https://nihonbashiart.jp/gallery/cat30/cat207/post-88.html
古山拓紹介ページ
https://nihonbashiart.jp/artist/cat9/post-94.html
遠方の方、時間が取れない方にも,作品を見ていただきたいと思います。
以下でぜひご覧ください。
https://nihonbashiart.jp/news/2019/01/post-19.html
Mont Saint-Michel
ニースの丘へ 透明水彩
田園 リヨン近郊
今回のブログは、アトリエアルティオ店長・古山久美子が担当します。
「おはなしの部屋△」第三夜
昨夜のゲストは仏文学者の小林文生さん。ヴェルレーヌの「秋の日」原文での暗唱で幕を開けた夜。
フルヤマとの出会いを「20世紀末に画家と文学者が出会う!」と表現してくださったり、文学の楽しさを知った一夜となりました。
♢「言葉」に圧倒された時間♢
言葉から読み取れるもの、隠れていること、人と人との会話から生まれる気づきや発見。言葉は誰にとっても同じものではないのだ。
人はなぜ、人と話をするのか。
私達が会話をする時、同じ話をしても相手次第でその広がり方は全く違うということは、皆さん経験されていると思う。
それは、交わす人々に「共感」があること。
それが何倍にも世界を大きくし、想像もしなかった素晴らしい出来事、喜びが生まれる!
人と人とが共鳴する。響きあっているか?ここに新しい世界、可能性が広がっているのだ。
そして、もう一つ凄く気になったワードは
♢「時間と記憶」♢
こちらの話は長くなるので割愛します🙇♀️が、果たして、
小林さんのご専門 マルセル・プルースト「失われた時を求めて」を読破できるだろうか⁈
ずっと手を出せていなかったこの本を、読もうという気持ちになっている自分がいる。これも、言葉と共感、そして、この度の「おはなしの部屋△」に私自身が共鳴できた証なのかもしれない。
分かりづらい、拙い文をお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
アルティオ 古山久美子
(バラの水彩画は、今回の謝礼として小林文生先生にお受け取りいただいた作品です。お話の中にあがった、星の王子様のバラをイメージしました=タク)
Tourrettes-sur-Loup 南フランス
今日は青葉アートスクールの冬季講座、岩手の雪景色を描いてもらいました。水彩で雪を描くということは、紙の白地を残すということです。影の色はグレイではなくあちこちの色が反映している、と、実例ふまえて伝えましたが、みなさん、わかってくださったようでうれしかったです。
さて、アルティオ展示継続中の「フネ図鑑」から今日は水彩で描いた「ブルターニュのヨット」です。
彼女(フネは女性名詞です)と出会ったのは、フランスブルターニュ半島の小さな港町でした。カンペールから路線バスを乗り継いで1時間弱くらいだったと思います。カンペールに宿を取ろうと思ったら、どこも満室。運良く部屋を予約できた町が、港町ラフォーレフーナンでした。
港には小さな漁船やヨットがもやわれていましたが、目を引いたのはそのペインティングの色合いです。
描いたヨットに使われていた色は、パープル(!)にグリーン(!!)ですよ…。この「反対色」をみごとに塗り分けるフランス・ブルターニュ人のセンスに脱帽でした。
ちなみに使っている透明水彩絵の具は、フランスのセヌリエ(Sennerier)。保湿力が高さが、私の描き方(混色)にちょうどいいのです。
作品サイズ11㎝×23.5㎝ ¥37500(税込)
ところでブルターニュはケルト文化の薫り高い地方です。
私のブルターニュ旅は、好きなケルト文化の薫りを求めて、の旅でした。
流れ行き着いたラフォーレフーナンでは、とんでもないサプライズがまっていたのです。
宿も取れず意気消沈した私たち(妻と子供同行のバックパックの旅でした)が、名も知らぬ町に流れ着いたその日、町の広場で偶然「ケルト音楽祭」が開催されていたのでした。
神様は行くべきところへ導いてくれるのだ、と、確信をもった日でした。
アルティオの語源は古代ケルト語で「クマの女神」です。仙台でケルト語を店名に使っているショップは、ごくごく少数、あっても数えるほどかと思います。ブルターニュケルトの「旅の導き」をお客様にバトンリレーできればいいな、と思っています。
藤崎美術ギャラリーで開催中の個展が明日で中日を迎えます。
水彩画の制作は、今回も相変わらず試行錯誤でした。
それでも描き続けることで、先へと進めるんだな、きっと。
国にはそれぞれ、光と影の色があります。ヨーロッパであっても,英国,ポルトガル、イタリア、北欧とまったく陰影にさして来る色調は違います。不思議とその色は写真では映らない。フランスの色もまた違いました。
その色合いを描き出したいから、四苦八苦して絵の具と泥仕合します。
「今回も変わりましたね」
そういわれることが良きにつけ悪しきにつけ、作家の自分には最上の褒め言葉と受け止めたいです。
創作を生業にする者が、生み出す作品が変わらなくなったら、、、おしまいだもの。
18日まで開催中です。
お時間ございましたら、どうぞ、おたちよりください。
会場/藤崎 仙台市青葉区一番町3-2-17 本館六階美術ギャラリー