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気にかけている方へ何かを送る。その品にちょっと添えるカード。アルティオでもプレゼント用にお求めくださるお客様にお使いいただくオリジナルのメッセージカードを作っています。もちろん、古山拓オリジナル水彩イラストを添えています。
ショップをひらいて気がつくことって、たくさんあります。メッセージカードもそのひとつでした。お客様から言われたわけではありません。それはある会社さんからのイラストのオーダーがきっかけでした。
「お客様が商品を渡すときに添えるメッセージカードの絵をお願いします」。。。この絵は、そんな依頼をくださった水産加工会社ポートさんのメッセージカードのためのイラストです。
「アルティオでも、ちび絵をお求めくださったお客様がプレゼントとして渡す時、一言添えるカードがあるといいよね」と店長。
小さなカードですが、思いのほか喜ばれています。
昨年、はじめてアルティオオリジナルメッセージカードを作りましたが、このたびさらに三種類のカードが完成しました。ちび絵をお求めの方に差し上げています。(メッセージカード三種ワンセット(108円)でもおわけしています。)
たった一言であっても気持ちって伝えられます。言葉ってすごいな。
藤崎個展6日目が終わりました。快晴の今日は、クロスバイクで会場入り。気持ちよかった朝通勤です。
今日もたくさんのお客様にご来場いただきました。会場用として準備していたオリジナル水彩カレンダーも、うれしくも想定外の売れ行きで予定していた在庫が底をつき、急遽印刷会社さんへ電話、予備をまわしてもらいました。
外せない用事が10時半から11時まで入ってしまい、その間ギャラリーを留守にしてしまいました。お会いできなかった方に申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい。
今日お嫁入りした水彩画の一点に「ベネツィアのゴンドラ」がありました。
お客様とこの絵を前にいろいろ話をしていましたが、ふとお客様がこういいました「この絵が最初から目に入って仕方が無いのよ」。。。そして絵にさらっと語りかけました。「我が家にきたいのね、じゃ、一緒に行こか」
その方にとって「ベネツィアのゴンドラ」は家族の仲間いりする,命あるものにちがいないです。対話のさりげなさが素敵でした。
明日は最終日です。終わりははじまりなので次への出発日(笑)。何かのついでがありましたら、どうぞお立ち寄りください。ありがとうございます!
明日が搬入日です。絵は額に入りまして、あとは持ち込んで飾るだけです。
こまごました雑務が残っているけれど、なんとかなりそうです。
今回の個展には、二点、今は無き風景を描いた作品を展示します。
それは、一年前まで仙台市街のどまんなかにあった、東北大学農学部キャンパスです。
フェンス越しに見たのどかな風景と、正門にあった小さな可愛らしい、けれども歴史の重みをなにげなく醸していた守衛室。その二点を描きましたので、記録として見ていただけるだけでも、うれしいです。
多分、こういうふうに記録を水彩画として残そう、という感覚は、史学科出のイラストレーター…という根っこゆえ少々強目なのかもしれません。人間は忘れやすい生き物ということは、歴史が証明済み。だったら大事なのは記録です。
なんてことのない風景ではありますね。しかし、ありきたりのものは四半世紀でありきたりではなくなってしまいます。あたりまえと思っていた昭和のたたずまいは,気がつくとすでにありません。静かに静かに気がつかないうちに消されていきます。
記録が写真や図面ではなく、心象を加えた水彩イラスト(画ではなくイラスト、と敢えて。)でも問題は無いでしょう。
今、キャンパスがあった広大な敷地は、重機が目立つだけの空虚な更地になっています。
ジョンシルバー、山下将軍、カリブの沈没船、インディジョーンズ、、、とこの辺りから想像するのはなんでしょう?そう、宝の山ですね。人間はどうも金銀財宝にくらむDNAを持っているようです。もちろんわたしもそう(笑) 私の場合、宝くじで三年連続一万円があたった栄光の20代を最後に、どうやら宝くじ運は使い果たしてしまったようです。
私の友人にイタコさんがいますが、その話をしたら「古山さん、その時生活が苦しかったでしょう?神様が助けてくれたのよ、もう今はその助けも必要ないからあたらないわね」,,,いいんだか悪いんだか、というわけで、ここ数年は宝くじ売り場には並んだことがありません。
話がずれました。宝の山の話でした。宝は金銀財宝というイメージが子供の頃から刷り込まれているからいけない。私が思う宝は、本。『え?本?なーんだ』とあざけるなかれ。 たとえ虚構世界であっても、人の生き方さえ変える、また気力を支える。本ほどの仮想資金源、宝の山はないと私は思っています。映画も似ているかな。 一冊数百円から千円ちょっとの本。ノンフィクションからフィクション、絵本、ジャンルは様々、これこそ仮想財宝といわずして何という(笑)
さて、そんな本にからんだ仕事をご紹介します。(と、ここからは営業^_^)
仙台文学館発行の「文学館ニュース」最新号刷り上がりが手元に届きました。「シリーズ私の一冊」の挿絵を毎回描かせていただいています。今回は俳人・高野ムツオさんの文章に挿絵を添えました。
「一冊の本が生き方を変える」ということを毎回寄稿される文章を読んでいると感じます。わたしは毎回取り上げられた本に目を通すことにしていますから、なおさらそれがわかります。やはり本は宝箱だ。
刷り上がりは一色で刷り上げられていますが、原版は水彩で着彩したイラストレーションです。なので、ここでカラー版もアップします。ご笑覧ください。
九月のはじまりです。和名、長月。いい響きです。
皆様は長月に何にチャレンジするのでしょう?わたしの長月は、今開催中の山形大沼個展とともにはじまりました。今日も山形入りです。同時に9月27日からスタートする藤崎個展の制作と、カレンダー制作が三本。某クライアントさんからの年末へ向けての仕事やレギュラーのお仕事と、和名とは真逆のもっとも短いひと月になりそうです。
絵柄は、私の2018オリジナルカレンダー2タイプから、トップ絵に水彩画【tourist】(ヨークシャー・イングランド)、もう一枚の水彩画は【鷲たち遥かに海】。フランス・コートダジュールに旅したときの風景画、トゥレットシュルルーという鷲の巣村です。
素敵な九月になりますように!!
山形個展初日、最初に嫁いだ絵は宮沢賢治をテーマにした作品でした。お客様は大沼デパートに偶然いらした方。いつも思うのですが、絵の嫁ぎ方にはなにか見えざる力のようなものを感じます。偶然とは違うような、なにか。いつもギャラリーにあるのは不思議感。ちょっと考え過ぎかな???
遠方のお客様で、お持ち帰りをご希望となりましたので、もうその絵は会場で見られません。すでにお客様の家の壁にかけられたのかな?巣立った自分の子供のようで、やっぱり気になるものです。
今回の個展では、宮沢賢治CDの山形初お披露目ということもあり、賢治作品も数点展示しています。
今日もいい出会いを楽しみに、午後イチから会場に入ります。ありがとうございます。
仙台立町のアトリエアルティオは今日木曜と明日金曜は妻がオープンさせています。なにかのついで、こちらもお立ち寄りくださいね。(土日は妻共々山形会場へ入るため臨時休業となります)
大沼個展、会期は9月4日までです。
ぎりぎり綱渡りスケジュールはよくあるものですが、納期が決まっている場合、間に合わなかったことはあまりありません、たぶん、憶えている限りでは(笑)。
山形個展でお披露目となる水彩ポストカードも、今日、ぎりぎりで手元に納品されました。
もともと昨日納品予定だったのですが、天気の関係もあったのでしょう。今日にずれ込みました。山形へ送り出す梱包を、運送屋さんが取りに来る、わずか1時間前のことでした。冷や汗。
会期になんとか間に合った限定絵はがき5枚セットです(笑)。お便りにぜひ使ってほしいと思います。
明日、28日は、山形大沼で個展の展示搬入です。
百貨店の展示搬入は、2時間で仕上げなければなりません。50点ほどの水彩画を妻と2人で展示します。私どもの展示は結構手早いほうです(細かいところは気にしない=笑)個展をはじめたころは、配列をきちんと決めて搬入に臨みましたが、最近は雰囲気で決めます。意外と時間が無いとそれなりに落ち着くのが不思議です。一息ついたら妻の実家に宿泊。29日の初日を山形で気持ちよく迎えたいと思います。
みなさまのお越しをおまちしています。
Seaford ホワイトクリフ・セブンシスターズの足がかりになる町。