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#宮沢賢治

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宮沢賢治の詩に、「ジャズ夏のはなしです」があります。賢治とジャズや洋楽の繋がりは、思いのほか知られていません。

お世話になっている仙台に拠点をおく音楽プロデューサー佐々木孝夫さんが音楽と賢治を繋げる仕事をしていますが、毎年SPレコード音源をCDにまとめています。私はイラストとデザインで微力ながらそのお手伝いをさせていただいています。

ここ数日、仙台はいきなりがつんと夏がやってきました。 トップのイラストは「ジャズ夏のはなしです」CDプロジェクトが動き出した頃に描いた、サムネール(アイデアスケッチ)です。いまだ未使用ですが、結構気に入っています。

なぜか夏で賢治を思いおこすのは、そんな仕事をしているからかもしれませんが、暑い夏でも、賢治はやっぱりコート。賢治にTシャツはなぜか似合いませんね。

今まで佐々木孝夫さんプロデュースの賢治CDは4枚リリースされています。賢治好きな方、必聴ですよ。

ちなみにこちらのDestupargo’s Blogも佐々木孝夫さんが書かれています。賢治とタイタニック、そして岩手ならぬ、宮城の塩竈。。。とても興味深いです。

下の画像は、今まで佐々木孝夫さんがリリースされた、賢治CDのジャケットコレクションです。イラストは私が描いています^_^

 

 

おかげさまで、昨晩のアトリエアルティオ「おはなしの部屋△」第4回・「宮沢賢治の音楽会」、みなさんに楽しんでいただけたようでほっとしています。
 
宮沢賢治研究者は大勢いますし、一家言もつ賢治ファンはそれこそ星の数ほどいます。
ですが、昨晩の2時間半を佐々木孝夫さんとご一緒して思ったのは、
「孝夫さんが切り開き歩んできた音楽人生があってこその、宮沢賢治音楽ワールドとの出会いだったんだ。そしてそれは唯一無二の視点だなあ」ということでした。
 
蓄音機から流れる音楽にあわせての、孝夫さんによる賢治の詩の朗読は、これまでの音楽人生を重ねあわせたような迫力でした。
恒例の講師謝礼代わりの「色紙絵」は、「山猫博士デストゥパーゴ」を描かせていただきました。ありがとうございました!
 
「おはなしの部屋△」は、過去、一回目「絵」・二回目「仙台駄菓子」・三回目「フランス文学」・四回目「宮沢賢治音楽」と回を重ねてきました。
 
次回・第五回「おはなしの部屋△」は、11月です。
ゲストは若手の書家・大塚耕志郎さん。
ブラックアンドホワイトの表現世界を、独自の視点で楽しくお話ししてもらう予定です。
くわしいことは近日中にアップします。お楽しみに!
 
 

山形個展初日、最初に嫁いだ絵は宮沢賢治をテーマにした作品でした。お客様は大沼デパートに偶然いらした方。いつも思うのですが、絵の嫁ぎ方にはなにか見えざる力のようなものを感じます。偶然とは違うような、なにか。いつもギャラリーにあるのは不思議感。ちょっと考え過ぎかな???

遠方のお客様で、お持ち帰りをご希望となりましたので、もうその絵は会場で見られません。すでにお客様の家の壁にかけられたのかな?巣立った自分の子供のようで、やっぱり気になるものです。

今回の個展では、宮沢賢治CDの山形初お披露目ということもあり、賢治作品も数点展示しています。

今日もいい出会いを楽しみに、午後イチから会場に入ります。ありがとうございます。

仙台立町のアトリエアルティオは今日木曜と明日金曜は妻がオープンさせています。なにかのついで、こちらもお立ち寄りくださいね。(土日は妻共々山形会場へ入るため臨時休業となります)

大沼個展、会期は9月4日までです。

 

 

仕事で描いているイラストレーションへの満足度って、他のイラストレーターはどんなときに感じるんだろう?

ちなみに私は、描き上げたときは「できたっ!」と気合いが入って終わる程度。「納期間に合った〜」の安堵感=あくまでひと仕事やり終えた感で、「これは素晴らしい出来だ!」とか「オレって天才?」なんて感じは、ない。

じわっとくるのは、一年、二年経ったあとにふと見たときです。

「よくもまあ描けたもんだなあ」とか「今はこんな絵描けない、、、」としみじみくるのが不思議です。

8/26日、音楽家である榊原光裕さん・佐藤聡子さん・岸川雅裕さんのユニット、「HAPPY TOCO with ささきたかお」によるライブがJazz me blues noLaであります。『”ジャズ夏の話です”宮沢賢治が出合った洋楽はやり歌』

そのフライヤには私のイラストがつかわれていますが、もともとは数年前、CDのライナーノーツ用に描き下ろしたものです。

ライブ会場ではイラスト原画も数点展示することになっていますが、久しぶりに原画を手に取って、そのじわっ!がきました。これぞアナログ原画の魔力だ^_^

タイムラグがじわっと感じさせるのかな、、、ま、すぐ忘れちゃいますが。頭が冷えたあたりの自惚れは害がなくていいと思うのです。

ライブ情報はこちらです。賢治が好きな方、お時間ある方、ぜひぜひどうぞ! 

宮沢賢治が当時聴いたであろう音源を集めたCD「心象スケッチ『春と修羅』〜宮沢賢治が聴いたクラシック〜」の制作にイラストレーションとデザインで関わりました。今月下旬に完成です。

制作は岩手出身仙台在住の音楽プロデューサー佐々木孝夫さんです。昨年関わった宮沢賢治CD「ジャズ夏の話です」に続いて、宮沢賢治の聴いた(であろう)当時音源シリーズ第二弾です。今回はクラシックを中心に小品15曲が収録されています。

15日付の岩手日報で取り上げられました。私のことも触れてくださっています。(感謝!です)

CD取扱いは、以下です。

花巻/宮沢賢治イーハトーブ館・林風舎

盛岡/もりおか啄木・賢治青春館

仙台ではジャズミーブルースノラ(孝夫さんの経営するライブハウス)・アトリエアルティオ(当ギャラリー)

CDに関するお問い合わせはジャズミーブルース・ノラ 022-398-6088まで、お電話でどうぞ。

CD発売を記念して、岩手盛岡/もりおか啄木・賢治青春館1階喫茶コーナーでイベントがあります。

蓄音機でSPレコードを聴く「賢治が出会った音楽」です。要予約で先着20名様。参加費500円(コーヒー付き)参加予約は019-604-8900まで。