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仙台・藤崎デパートの友の会会報誌が届きました。
で、美術ギャラリースケジュールを見て椅子から落っこちそうになりました。毎週、友人&知人&大先輩作家がずらりラインナップ。仙台藤崎に、 芸術の秋が押し寄せます。
 
9/6〜渡辺雄二先生(木人形)
9/13〜高橋勉先生(絵)
9/27〜関根昭太郎先生(磁器)&不肖ワタクシ(絵)
10/11〜鍋田尚男先生(ガラス)&村上かつみ先生(絵)
10/18〜佐藤武夫先生(漆器)
10/25〜岩井純先生(陶芸)&小野寺純一先生(絵)
 
上記の先生方は、普段「先生」ではなく「さん」付けで呼ばせていただいている超ステキ&ラブな方々ばかりです。なので「先生」コード紹介はなんだか照れますね(すみません=汗)。
ちなみに私と同じ会期の磁器作家・関根昭太郎さんは、過去も二度一緒の会期で併催しています。なので気心が知れていて、ほっ。よろしくお願いします。
 
今、開催中の山形大沼デパートでの個展も、明日4日が最終日です。おかげさまでいい出会いをいただけています。朝イチで会場に入ります。クローズは午後4時です。
会場でみなさまのお越しをおまちしています。

Seaford ホワイトクリフ・セブンシスターズの足がかりになる町。

「ぼくは地産地消作家だよ」

縁あってお付き合いいただいている児童文学作家、くすのきしげのり先生の言葉です。活躍の場は、中央の出版界、そして全国の書店、講演会場。数えきれないほどの著作と講演回数を持ちながら、それでも故郷の徳島鳴門にベースをおき創作活動しています。

地元から出る術を持てない表現者が悲しくも口にする「地元にこだわる」とは根本的に違います。先生のベースは、生まれ育った鳴門。地元での活動もしつつ、本戦は全国。先生の言う「地産地消作家」というユーモアセンスに脱帽します。

今朝、河北新報の朝刊にて、先生と8月11日に郡山で対談してきたことが取り上げられました。「交響曲『第九』歓びよ未来へ!」についてのおはなしでしたが、私は席上、流れもあって好きで何度も旅した奥会津のことを東北人として話しました。 くりかえしますが会場は福島県です。くすのき先生は徳島鳴門から、そし私は宮城仙台からの参加。そして講演内容は、国境をも越えた世界に通じること。わたしは岩手で生まれ仙台で働く東北の作家として、地域を越えて何ができるのかを、あらためて考えさせられました。

日本は狭くなりました。負け惜しみではない「地産地消作家」として私も頑張ろうと思います。

 

 

ナウントン風景_コッツウォルズ・英国

今日のブログは、7月27日開催された「おはなしの部屋△【san:kaku】」第二夜 つれづれ。
二回目のゲストは、佐藤敏悦さん(東北民俗の会 会長)

皆さん、仙台の〈荒町〉という町名はご存知でしょうか?
〈荒町〉とは麹を作るところという意味なんだそうです。その荒町ですが、伊達政宗が生まれた山形県米沢市から→宮城県岩出山→仙台 検察庁の裏手→さらに美味しい水のある現在の場所へと町が移動していったそう。まさに、政宗と共に食文化も移動していった!ということ。もう最初の掴みからトリビアでした。

江戸時代からの駄菓子(関東以北と以南では呼び名も違う)の形がしっかり残っているのは、日本でも仙台駄菓子くらいだそうで、これは仙台人はもっと誇ってもいいことではないだろうか。
対して、宮城の食文化は江戸時代からそのまま継承されているものはないという、、あのハゼが入った仙台のお雑煮でさえ、江戸時代には食されていなかったというからビックリです。

そして、昨夜のおはなしで、私が一番心に響いた言葉は、
「原点に立ち返る」ということ。
歴史を紐解いていくと、いろんなものが見えてきます。食文化に限らず全てのことに通じるこの力強い言葉に、背筋がピンと伸びた思いがしました。

佐藤敏悦さん、ご参加の皆様、昨夜も素晴らしい時間をありがとうございました!!

*現在、ゲストの佐藤さんが関わる「ふるさとの駄菓子」展が、東京LIXILギャラリーで開催中です。(仙台駄菓子の老舗、石橋屋さんの記録)ご興味のある方は是非!

 

 

 

a lighthouse_sevensisters/UK

Tourrettes-sur-Loup 南フランス

バイブリー イギリス・コッツウォルズ

鳥_英国にて

旅立ちの朝_スラウにて